猫のお手入れ①~ブラッシング法とおすすめブラシ

こんにちは、ママです。猫ちゃんのブラッシング、お困りではないですか?いろいろブラシを買って試したものの、どれがいいのか分からずブラシの数だけ増えていく、なんてことはありませんか?好きな子は遠くからブラシを見ただけで駆け寄ってきますが、嫌いな子は本当に嫌いですよね。ゾーイとウーゴは今でこそブラッシング好きになりましたが、二人が気に入るものをが見つかるまではたくさんブラシを買って試しました。今日は長毛種のゾーイと短毛種のウーゴのブラッシング法とおすすめブラシを紹介します。

まず、ブラシの大変な長毛種。ゾーイは全体的にノルウェージャンフォレストキャットの血が濃く出ているのですが、毛に関しては、シングルコートのメインクーンの血をより濃く引いているようで、全体の毛量が少なく、換毛期でも大量に毛が抜けるということがありません。でも、子猫の時はそうした個性を知らず、さらにママの周りにはブラシをするとごっそりと毛がとれるシャムちゃんやダブルコートのエキゾチックロングヘアーちゃんがいたので、ママはゾーイももっとたくさん毛がとれるもんだと思い込んでいました。なので、ブラッシングの時にはずいぶんゴリゴリとやってしまっていました。

ブラシの種類も玉付きのスリッカーブラシ子猫用→ゴムブラシとコーム→猫用たわし→玉なしのスリッカーブラシ成猫用と、いくつか試行錯誤を経て、今は先端に玉がついたスリッカーブラシ成猫用を使っています。玉がないスリッカーブラシを使っていたときには、軽くやっても痛がっていたので、ゾーイもママもストレスがたまりました。また、アンダーコートのケアができるファーミネーターという道具も使っていましたが、これも毛が自然に抜けにくいゾーイにはとても痛かったようでした。

そこで、獣医さんに相談して、玉付きのスリッカーブラシを試しました。もう成猫になっていたので、大きいブラシを買いましたが、これが大正解。ブラシの大きさって大切なんですね。子猫の時のものを引っ張り出してきて使った時には、時間がかかるしゾーイも嫌がる気がしました。大きいブラシでは、痛くないように気をつけましたが、それまでほど嫌がることなく、ブラシができるようになりました。

ゾーイは普段、顎の下と背中、内ももや、抜け毛の多い尻尾の付け根をよく自分でお手入れしています。なのでまずは膝に座らせてそこを重点的にやり、敏感なおなか側は、脇の下以外は軽く済ませています。脇の下は毛玉ができやすいので、コームも併用しています。ちなみに、コームは気持ちいいようで、頭をなでてあげると喜びます。また、メインクーンの血でしょうか、足の後ろの毛がまるでパンタロンをはいているように生えているのですが(ママはゾーイのおズボン姿が大好きです)、そこも毛玉ができないように、スリッカーブラシで整えます。

使っているうちに、よく言われている「長毛種は最低一日一回」だけれど、ゾーイの場合換毛期以外は、無理をしなくてもこのくらいの量がとれればいいんだということが分かったので、本当によかったと思います。

ファーミネーターについては、獣医さんからは、「毛を切って取るタイプの道具なので、ゾーイの場合は換毛期にのみ使うといい」とアドバイスを受けたので、どうしてもというときに使うようにしています。仕上げには、週一回程度ですが、ペット用ボディタオルを使って、表面の汚れや残った抜け毛を取るようにしています。

次は短毛種。短毛種にはゴム製ブラシが一押しです!ウーゴには、ゾーイのお下がりの、ミトンの手のひらにゴムブラシがついたものを使っています。はじめ、ウーゴ「これは一体なんですか?!」とでも言うようにとっても驚いて、身をよじって逃げようとしました。でも、数回使ううちに趣旨を理解してくれたようで、今では大好きで、使うとすぐにゴロゴロいいます。

まず、背中を上にして膝に座らせて、後頭部、首、背中と行ったら次は尻尾。尻尾は逃げやすいので、ミトンで尻尾を軽く握るような形で先端へ向かってブラッシングしていきます。その後、おなかを上にして胸とおなか、横腹をやります。週に一回程度ですが、それなりに取れます。ゾーイと同じく、時々ペット用ボディタオルで「お風呂」を済ませます。

ミトン型だと手でなでる形になるので、スキンシップもとれ、甘えん坊のウーゴにはうってつけ。すぐにゴロゴロいいます。それに、やってるママも楽しいです。ただ、一回使うとミトン自体が毛だらけになるのが玉にキズ。ゴムブラシから毛を剥がした後、粘着テープでその都度ミトン部分の毛を取る必要もあります。

猫ちゃんそれぞれ体質や好みがあると思うので、反応をよく見ながら合うブラシを見つけていけるといいですね。

番外編-話題の猫じゃすりや猫用たわしは、うちの子たちの場合、これらはブラッシング用品というよりも、スキンシップ用。どちらも優しい色や形で、ゾーイやウーゴが手を伸ばしている姿を見ると、楽しくなります。