最後に残ったものは、「愛」だった~「癒やしネコ」の紹介

こんにちは、ママです。明けましておめでとうございます。ゾーイの誕生日を記念して始めたこのブログももう、2か月が過ぎています。え?まだ二か月?なんだかもっとやってる気がしていました。

毎日1つ記事をアップし、最近では週1回はお休みにして、リズムを作るようにしています。初めて記事を書いた時にはものすごく時間がかかっていましたが、いつも記事のことを考えているせいか、今ではそれほど時間をかけずに記事を書くことができるようになりました。

記事を書くために、ゾーイとウーゴの小さい頃のことを思い出したり、パパと話をしたり、日々の何気ない二人の出来事をノートに書き留めたりしたこれまでの2か月余りは、とっても充実した日々でした。もう戻ってこない赤ちゃん・子ども時代の二人がここに戻ってきたような気がして、とっても嬉しく毎日を過ごしてきました。

今の姿、これからの二人を今後も記事にしていくことで、未来のある日に過去を振り返った時、きっと同じような気持ちがして、同じようにパパと話をするんだろうな。そんなことを考えていると、ゾーイとウーゴのにおいが染みついた今の生活が、とってもいとおしくなります。これからも、今まで通り、一日一日を大切にしていこう。

新年早々ちょっとしっとりとした話になってしまいましたが、今回は写真集「癒しネコ」の紹介です。この本は、半年ほど前に、コンビニで見つけました。両手をあげて無邪気に寝ている茶トラの子猫の写真が表紙になっていて、とってもかわいいので、手に取ってみました。

また、表紙には「あなたの未来を変える77の言葉」とあります。なになに?ママは初詣に行っておみくじをひいてきたけれど、この本は、どんな充実した未来をもたらしてくれるのかしら?表紙には、こうも書いてあります。「頑張っているすべての人にささげる 元気が出るネコ本です」。ママはあんまり頑張ってないけどな~。それでもいいのかしら?

中を見ると、早速「素直なココロで甘えたら きっと迎えいれて もらえるんじゃないかな」とあります。額に「M」のマークが入った、まだキトゥンブルーの瞳の赤ちゃん猫が、つぶらな瞳をこちらに向けています。ママは素直な気持ちを(パパ以外の)人に出さないので、このページを見たときには少しドキッとしました。

そうだね、素直なココロ、大切だよね。ママはそれなりに長い人生を生きてきて、嬉しいことも、悲しいこともそれなりに経験してきたと思います。その中で、いつも自分と向き合って思索を続け、いろいろなものを手放して、最後にたった一つ残ったものが「愛」でした。

ゾーイへの愛。ウーゴへの愛。パパへの愛。「愛」と一緒に生きていこうと誓った日から今まで、ママは「愛」という「ぬくぬくした空気」につかりながら生活しています。このブログも、いわばママの「愛の結晶」です。

「愛」と一緒に生きていこうと思っているけれど、たまには素直になれないときもあります。ゾーイやウーゴに対しても、二人がけんかしているときなんか「どうして仲良くしてくれないの?」と悲しくなってしまう時もあります。でも、そういう時って、たいてい「自己愛」が先走っているんですよね。「自分が誰かにこうして(なって)ほしい」という気持ちが先に立つから、頑なになってしまう。

そういった時こそ、「えいやっ!」っと素直になって、相手に聞いてもらえばいいんです。こうしてほしいと言えばいいんです。ママは、ゾーイやウーゴにも、二人が落ち着いた時を見計らって言っています。「ゾーイ、ウーゴ、ママは、あなたたちがだーいすき。だから、あなたたちが仲良しだと、嬉しいの。でも、けんかをしちゃっても、絶対嫌いにはならないよ。」落ち着いて穏やかに言うと、二人はじっとしています。まるで、何かを感じ取ってくれているよう。

とはいっても、なかなかそんなふうにできないときもありますが・・・。そういった時の自分も受け止めます。受け止めることも、「愛」なんだと思います。そんなことを思いながら、改めてこのページの子猫を見ていると、単にふさわしそうな写真を載せているのではなく、まるでこの子が本当にママの目の奥を見つめて、「やってごらん」と言ってくれている気がします。

この本のページをめくっていくと、「私はいつでも 素直でありたい。」と、別の猫が応援してくれています。やっぱり、「素直」という言葉がよく目につきます。素直であることが、ママにとって、「愛」と一緒に暮らしていくために必要なことだと思っているからかしら?

この本には77の言葉の他にも、「しぐさから読み解く、ネコの気持ち」として、「友達になりたい」時、「こんにちは~」と言っている時、「なんだか要注意」な時、「もー怖いってば!!」の時など、いろいろな場面での猫のしぐさを紹介しています。この本の他にもいろいろなところで猫のしぐさの意味を紹介している本やインターネットの記事がありますが、ママはこの本の挿絵が素朴で大好きです。「ねむりネコ」の写真を集めたコーナーもあります。猫って、子どもも大人も本当にかわいいですよね。

一年の計は元旦にあり。もう元旦ではありませんが、一年の初めという節目の時期に、これまでママが大切にしてきたことをもう一度心の中で整理してみたいと思い、「癒やしネコ」を手に取りました。思い出してよかった。ゾーイとウーゴは、先日買った猫ベッドがついているコーヒーテーブルを譲り合っています。それとも、お互いを牽制?しているのかしら?二人で仲良く使ってね。

これも、今日も幸せな一日だったな。明日もまた、幸せな一日にしよう。

書籍情報

癒しネコ (株)アントレックス 2020年

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