こんにちは、ママです。ここ数日でやっと寒くなってきましたね。でも、インドア派のママは、今年は外出する回数が少なくて、まだお気に入りのコートを着ることができていません。お誕生日にパパに買ってもらった厚手のセーターも、まだ二回しか着れていない・・・。冬休みはお気に入りの服を着て、パパと一緒にたくさんお出かけしよう。
我が家は気密性が高くなく、冬は寒いので、ゾーイとウーゴのためにも、防寒対策は欠かせません。今回の記事では、そんな我が家でどのように猫にとって快適な環境を保っているか、紹介します。
我が家では、居間、寝室、お仕事部屋にエアコンがあるのですが、エアコンの下には加湿器とサーキュレーターを置いています。居間は二部屋続きで使っているので、エアコンも出力の大きいものをつけていますが、加湿器も、お店で見た中で一番大きいものを置いています。それが場所を取ること取ること。
以前、建築士さんに「この家は大体1時間に9回くらい空気が入れ替わっていますよ」と言われ、びっくりしたことがありました。確かに、我が家はどの場所もカビが生えないのでありがたいのですが、隙間風はよそのお家よりもあるんだろうなとは思っていました。でも、1時間に9回も入れ替わっているとは!10分経たずに、完全に違う空気になっているということですもんね。新鮮でいいかも。
なんて言っている場合ではなく、それだけ空気が入れ替わっていると、広い居間は確かにエアコンだけだとさすがに暖まりません。続きの二部屋の隣にもう一つ、エアコンのある部屋があるので、部屋をつなげて両方のエアコンを稼働させたこともありました。でも、いくらサーキュレーターで空気を回しても、やはり空気が乾燥していると部屋が暖まりにくいのです。
ゾーイもウーゴも初めは、日の当たる書斎に自分の居心地のいい場所を見つけて、くつろいでいました。ゾーイは、日が落ちてからは居間の押し入れを開けて中のお布団にくるまって暖を取るようになりました。そうなると、夜寝室へ連れて行こうと思っても、なかなか出てきてくれません。ウーゴも居場所を探してウロウロする始末。
時には、エアコンの風が直接当たるところにあるキャットタワーの頂上のカップを、二人で取り合いします。でも、二人とも毛布を掛けられるのは嫌いで、もぐれるようにと買ったドーム型のベッドも天井をつぶして上に座るので、防寒対策としては、室温をなんとか保持する必要がありました。
これは困った。ゾーイとウーゴがけんかしちゃう。日が落ちても暖かい場所を用意してあげなくちゃ。パパと話し合ったところ、昔加湿器とエアコンを併用して使ったところ部屋が暖まったのを思い出しました。さすがにその加湿器は古いので、今の部屋に合う、新しい方式の物をお店に見に行くことにしました。
昔使っていた加湿器は、「加熱式」というもので、ヒーターで水を加熱してその湯気を空中に出すものでした。お店で見たものは「超音波式」といって、超音波で水を霧状にして、空気中に放出して加湿します。電気代はとても安いとの、店員さんの説明でした。
「加熱式」のものは、部屋がとっても暖かくなるのですが、窓が結露するのに悩まされ、結局使わなくなっていました。また、電気代がとってもかかっていたような・・・。なので、「超音波式」の中から探すことにしました。
部屋の広さに合わせて商品を決め、帰ってから早速梱包を解いて使ってみました。どのくらい温かくなるかな?ゾーイとウーゴは喜んでくれるかな?期待は高まりました。ゾーイとウーゴもなんだなんだとやってきて、解いた梱包材やショック吸収剤で遊び、いや、片付けのお手伝いをしてくれます。
エアコンが稼働している居間で、スイッチを入れて5分後。いや、さすがにまだでしょ。15分後。そろそろかな?20分後。まだか、部屋広いしな。30分後。・・・期待を膨らませていたママの顔は、「??」。部屋、全く暖かくならない。居間に置いてある温湿度計にも、変化が見られません。
パパによれば、もっと大きなものが必要だったかも、とのこと。ゾーイとウーゴが暖まれないのでは、問題は解決されない。閉店まで時間もあるし、フトコロは少し痛いけど、お店にあった一番大きなもの、買っちゃうか、とパパもママも心を決めました。買ってしまった加湿器は、お仕事部屋か寝室で使おうよ。
お店に戻り、お店にあった一番大きな加湿器を買って、再度チャレンジ。タンクの容量は計12リットル。これでダメだったら、どうしよう?20分後、少し温かくなってきました。でも、こんなものなのかしら?一度立ち止まって、数日様子を見ることにしました。見ていると、タンクの水がどんどんなくなっていくのが分かります。一日に2回、12リットルずつを給水しました。
4~5日後、やっと「部屋が暖かいな」と思えるようになりました。寝るとき以外ずっと稼働させ続けて、やっとです。カラッカラに乾燥していた壁が適度に水分を保持するのに、それだけ時間を必要としていたのでは、と思いました。
今が暖かくなって以来、ゾーイとウーゴは、居間にいる時間が長くなりました。昼間も日没後も、好きなところでぬくぬくしています。省エネ対応とは言っても、さすがに電気代はかさみますが、しかたありません。二人が快適になったのは、嬉しいことです。さらに、次の冬からは、そこまで時間をかけなくても部屋を温められるようになりました。
ちなみに、我が家のゾーイとウーゴが快適に感じる室温は、夏も冬も25度です。それより暑いと、二人とも、涼しい台所や廊下へ移動してしまいます。それより寒いと、ウーゴは日当たりのいいお仕事部屋へ、ゾーイは今は室温に関係なくお気に入りとなった(よって、いつも入る隙を狙っている)押し入れへ行ってしまいます。
このお買い物で学んだこと。加湿器は、部屋の大きさだけでは決められないということです。初めに買った加湿器を日当たりのいいお仕事部屋でサーキュレーターと一緒に使ったら、足下まで温かくなりました。また、その後もっと小さい加湿器を寝室用に買ったのですが、障子のある畳敷きの部屋で、お布団もあったせいでしょうか、水分を保持できて十分暖かくなりました。部屋の材質、窓の大きさ、家具の種類など、総合的に考えなければいけないんだなと思いました。
でもさ、ウーゴ。最近よく、窓に取り付けたハンモックでぬくぬくしてるけど、外に面した窓は冷たいんだよ。お背中から暖かい風が来るからってずっとそこにいると、おなか冷えちゃうよ。体を冷やさないうちに、あったかい場所に戻ってきてね。