映画・ドラマ

大杉漣さん演じる人事部長は、その名も鬼塚太郎。名は体を表すと言いますが、その仕事に対する姿勢は厳格そのもの。そんな鬼塚は、ふとしたことから子猫「トラ」を内緒で育て始めます。でも、これまで「仕事」として厳格に割り切ってきたことが、トラが現れたことで、バランスを崩し始めます。鬼塚は、どのような決断をするのでしょうか。

猫にGPSとカメラを付けて、人間の目の届かない場所にいる猫が何をしているのかを明らかにする科学番組です。計測された猫の移動時間や移動速度、経路を、地図上に落としていき、カメラの映像はその時に何が起こっているのかを写します。猫の行動範囲や縄張り、人間との関係について、意外なことが明らかになりました。

映画「猫侍」は、主演の北村一輝さんと「あなごちゃん」という役者猫さんが一時期話題になりましたよね。元加賀藩士の浪人斑目が、ふとしたことから犬派対猫派のヤクザの抗争に巻き込まれてしまい、猫を斬るよう頼まれました。本当に斬ってしまうのでしょうか？あなごちゃんの演技も、売れっ子役者猫らしい風格が漂います。

遠くまで来てしまったルドルフ。大好きなリエちゃんのもとへどうしても帰りたいルドルフは、「イッパイアッテナ」の力を借りて、生きるすべを身につけます。でも、しょっぱいどんでん返しが・・・。「かけがえのないもの」について、強烈なパンチが飛んできます。ママはここで涙腺崩壊。かわいい黒猫が繰り広げる、運命の深淵を見つめるこの映画、おススメです。

さみしいときに、猫、借りませんか？忙しい毎日を一旦止めて、ゆったり過ごしてみませんか？荻上直子監督の映画は、「ゆっくりやっても大切なものは手に入るよ」といつも語りかけてくれます。猫は、心の中の寂しい穴を埋めてくれます。忙しいけれど、繰り返される毎日にちょっと飽きた人は、この映画の世界にどっぷりとつかってみてはいかが？大切なものが手に入るかも。

余命宣告された青年が、悪魔と取引をします。「世界から一つだけ消すことができれば、寿命を延ばすことができる」青年は、電話、映画・・・と消していき、一日ずつ寿命を延ばします。でも、大切なものが、一つ一つなくなっていきます。「猫」に象徴される、「ただそこにあるもの」がとても尊いということを切なく表現している映画です。

イギリスで薬物中毒と路上生活から立ち直った男性の実話に基づく映画「ボブという名の猫　幸せのハイタッチ」の紹介です。「希望」とは、輝かしい未来に期待を膨らませて、というものではなく、本当は最後にたった一つ残ったものなのかもしれません。主人公ジェームズにとっては、猫の存在が「一本の希望の弦」なんです。

人付き合いが苦手なタクシー運転手、間瀬垣勤が、偶然出会った猫「御子神さん」と「こむぎ」を家族に迎え入れ、「ねこタクシー」開業のために奔走します。そんな間瀬垣が、猫を通して自分に気づき、自己実現していくお話です。この映画で、「ただそこにいる」ゾーイとウーゴが、改めてとても愛おしくなりました。

猫族の侵略から人間を守るために、犬の秘密組織がMr.ティングルズ率いるネコの秘密組織と戦いを繰り広げます。「猫＝悪、犬＝善」が明確に描かれていて、猫好きのママはちょっと不満ですが、明るくてテンポがよく、楽しい映画です。猫は一生懸命「侵略」しているのに、人間にとってもかわいがられているとことも、笑ってしまいます。