<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	
	xmlns:georss="http://www.georss.org/georss"
	xmlns:geo="http://www.w3.org/2003/01/geo/wgs84_pos#"
	>

<channel>
	<title>絵本・漫画・写真集</title>
	<atom:link href="https://koneko-harappa.net/category/%E7%8C%AB%E3%81%AE%E7%89%A9%E8%AA%9E/%E7%B5%B5%E6%9C%AC%E3%83%BB%E6%BC%AB%E7%94%BB%E3%83%BB%E5%86%99%E7%9C%9F%E9%9B%86/feed/" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>https://koneko-harappa.net</link>
	<description>世界は猫と愛にあふれている</description>
	<lastBuildDate>Tue, 22 Mar 2022 10:15:56 +0000</lastBuildDate>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>
	hourly	</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>
	1	</sy:updateFrequency>
	<generator>https://wordpress.org/?v=6.9.4</generator>

<image>
	<url>https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2021/10/cropped-Mサイズトリミング-1-32x32.jpg</url>
	<title>絵本・漫画・写真集</title>
	<link>https://koneko-harappa.net</link>
	<width>32</width>
	<height>32</height>
</image> 
<site xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">199226660</site>	<item>
		<title>猫の絵本特集④～ハンス・フィッシャー</title>
		<link>https://koneko-harappa.net/2022/03/22/neko-no-ehon-tokushuu-3-hans-fischer/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ママ]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 22 Mar 2022 10:30:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[絵本・漫画・写真集]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://koneko-harappa.net/?p=1693</guid>

					<description><![CDATA[こんにちは、ママです。先日の記事で、石井桃子さんの絵本「ことらちゃんの冒険」を紹介しました。わんぱくでちょっと向う見ずなことらちゃんが、弟や妹の誕生などをきっかけにたくましく成長していく様子を描いたこの本は、人間の心を真 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>こんにちは、ママです。先日の記事で、石井桃子さんの絵本<a href="https://koneko-harappa.net/2022/03/20/kotora-chan-no-bouken/" title="石井桃子のあったか絵本～「ことらちゃんの冒険」の紹介">「ことらちゃんの冒険」</a>を紹介しました。わんぱくでちょっと向う見ずなことらちゃんが、弟や妹の誕生などをきっかけにたくましく成長していく様子を描いたこの本は、人間の心を真正面からとらえた本。猫（動物）の持つまっすぐな心とよい調和をなしています。また、これはすなわち石井さん自身の心の強さなのだと思います。</p>



<p>今回は、ハンス・フィッシャーの猫の絵本「こねこのぴっち」と「長ぐつをはいたねこ」を紹介します。「こねこのぴっち」は石井桃子さんが訳を手がけています。ハンス・フィッシャーはスイスの画家。スイスでは、壁画や教科書の挿絵も書いていたそうです。きっと、スイスの人なら一度はフィッシャーの作品に触れたことがあるのでしょうね。フィッシャーは、自分の子供たちのために、絵本を描いていたそうです。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img fetchpriority="high" decoding="async" width="900" height="1200" src="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/IMG_2730-900x1200.jpg" alt="" class="wp-image-1706" srcset="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/IMG_2730-900x1200.jpg 900w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/IMG_2730-480x640.jpg 480w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/IMG_2730-768x1024.jpg 768w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/IMG_2730-1152x1536.jpg 1152w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/IMG_2730-1536x2048.jpg 1536w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/IMG_2730-scaled.jpg 1920w" sizes="(max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc1">こねこのぴっち</span></h3>



<p>「こねこのぴっち」では、ペンと絵具、ところどころ版画で彩られた絵がとても繊細で温かく、日々の穏やかな幸せが余すところなく表現されています。見ているだけで、とっても幸せになれる絵です。</p>



<p>主人公のピッチは「基本黒い」子猫。「基本黒い」というのは、お顔はハチワレ柄で、それとつながるようにお胸の毛も白いからです。まるでダイヤモンドを戴いているよう。背中のちょっとぼさぼさなボサボサな感じは、まだ大人の毛になりきっていない子猫を連想させ、かわいさ爆発です。特に長毛種のゾーイは、こういったボサボサ感が満載で、とても愛くるしかったのを覚えています。</p>



<p>ぴっちは腕わんぱくなのでしょうか。表紙裏には、お座りしたり何かに手を出していたり、いろいろなぴっちの姿がたくさん描かれています。どれも目が真ん丸で、興味津々な様子です。</p>



<p>ぴっちはりぜっとおばあさんの猫。お父さんとお母さんは、まりとるりと言います。お父さんなのにまり？フランス語では、ジャン＝マリという男性の名前がありますが、ジャンという男性名とマリという女性名が並ぶと、初めの名前の姓になるのだそうです。もしかしたら、そういう名前のお父さんなのかもしれませんね。</p>



<p>ピッチは5人きょうだい。他の4人は毛糸玉にじゃれたり取っ組み合いをしたりしているのに、ピッチはかごの中で一人で考え事をしています。犬のべろが心配そうにピッチを見ています。</p>



<p>病気なのでしょうか？いえいえ、ぴっちは、そんなことはしたくなかったのです。このあたり、どことなく「ことらちゃんの冒険」を彷彿とさせますね。自我の目覚めた少年（ぴっちは赤ちゃんですが）。どんなことを思っているのでしょうか。</p>



<p>ぴっちはひよこたちと遊びたいと思いい、外に出ましたが、めんどり母さんはひよこたちと一緒にほかのところへ行ってしまいました。そうですよね。ぴっちは赤ちゃんとはいえ猫ですもの。万が一ひよこたちが狩られたら大変。おんどり父さんの歩き方が立派なのに憧れて、今度は二本足で胸を張って歩いたり、地面のえさをつついたりしました。「こけこっこう！」だっておんなじようにできるようになりました。</p>



<p>その様子があまりうるさいので、隣のうちのおんどりが怒りだし、おんどりとうさんとけんかになってしまいました。ピッチは懸河はいやだと逃げ出します。次についたのは、やぎのところ。ピッチはやぎになってみたくなります。優しいやぎは、自分のよそ行きの鈴をピッチに貸してくれました。ピッチは木の枝を角のようにつけてみます。そうそう、工夫が大切。自分で考えたなんて、えらいね。でも、りぜっとおばあさんが乳しぼりにやってきました。ピッチは乳を搾られては大変と、逃げ出します。</p>



<p>ぴっちはおもしろいことを求めて、いろいろなところに行くようです。でも、きょうだい同士のじゃれ合いじゃなくて、毛糸玉にじゃれることでもなくて、李ゼットおばあさんのそばでくつろぐことでもなくて・・・。もしかして、猫以外のものになりたかったのかな？</p>



<p>それからもいろいろなところに出かけ、いろいろなチャレンジをするぴっち。でも、夜になり、入り込んだ小屋の戸をりぜっとおばあさんが閉めてしまいました。いつもと違うところで心細いし、森の方から来た獣たちに襲われそうになるし、ぴっちは大きな声で鳴きます。気づいたりゼットおばあさんに救出されますが、ぴっちは重い病気になってしまいます。</p>



<p>でもご心配なく、りぜっとおばあさんのうちのたくさんの動物たちがぴっちを心配し、看病します。けものに襲われそうになって怖い思いをしたぴっちを、みんなが協力して思い思いの方法で楽しませます。2ページ見開きで描かれたその場面は、とても賑やかで、楽しそう。みんながぴっちのためにやっているんだけれど、みんなも楽しそう。何もない日常もいいけれど、何かの機会にこんな風に非日常を作り出すのって、とっても大切。ワクワクするよね！石井桃子の訳とフィッシャーの絵がきれいに混ざり、英訳とは違う味わいを出しています。</p>



<p>こねこたちの無邪気な表情やしぐさ、りぜっとおばあさんや大人の動物たちの優しい表情。猫は猫らしく、犬は犬らしく、やぎはやぎらしく描かれているのに、それぞれ個性がほとばしります。そして、りぜっとおばあさんは、純真無垢な少女のよう。人の表情にはそれまでの人生での経験が表れるといいますが、きっと、求めすぎず、でも愛にあふれて充実した人生を送ってきたのでしょう。ママも是非、そんな深さと穏やかさをもった少女のようなおばあさんになりたいものです。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1200" height="900" src="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/IMG_2708-1200x900.jpg" alt="" class="wp-image-1707" srcset="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/IMG_2708-1200x900.jpg 1200w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/IMG_2708-640x480.jpg 640w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/IMG_2708-768x576.jpg 768w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/IMG_2708-1536x1152.jpg 1536w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/IMG_2708-2048x1536.jpg 2048w" sizes="(max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></figure>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc2">長ぐつをはいたねこ</span></h3>



<p>繊細な筆致で穏やかに、にぎやかに描かれた「こねこのぴっち」からは一転、「長靴をはいたねこ」は、黒いクレヨンで力強い猫が描かれています。「長ぐつをはいたねこ」は、シャルル・ペローが原作。フィッシャーはそれを絵物語に仕立てて注釈を付け、この絵本を完成させたそうです。</p>



<p>シャルル・ペローと言えば、「赤ずきん」、「青ひげ」、「眠れる森の美女」、「シンデレラ」、「巻き毛のリケ」など、あまりにも有名な物語を数多く世に出しています。ペローの作品は、絵本やお芝居になっているほか、バレエ作品やディズニーの映画にもなっていて、時を超えていろいろな形で楽しまれています。どんなところが親しまれているのでしょうか。</p>



<p>ストーリーはこう。3人の息子を持った粉屋が死んでしまい、末の息子が猫一匹を譲り受けました。猫しかもらえなかったと肩を落とす末の息子を見やりながら、猫は息子に長ぐつをおねだりし、いろいろなものを王様のお城へ運びました。気をよくした王様は、贈り物をくれた「カラバ伯爵」に興味を持ちます。猫の作戦によって王様の馬車に乗り込んだ息子は、道中「自分の土地」や「自分のお城」を見せます―――。</p>



<p>最初から最後まで明るく陽気にストーリーは進み、幸せのうちに終わります。テンポの良い語り口は、陽気さに相乗効果を加えています。遺産として猫一匹しかもらえなかった末の息子ですが、猫の力を借りながら、サクセスストーリーを紡いでいきます。フィッシャーの絵は、クレヨンが主体で時々版画でアクセントを加えた、力強く牧歌的なもの。猫の頼もしさと賢さ、陽気さと勇気がどんなものかがよくわかります。</p>



<p>面白いのが、猫が長ぐつをはく練習をするところ。息子に心配かけないようにするためでしょうか、夜中にこっそり練習したそうです。猫が長ぐつと格闘するシーンがたくさん、2ページにわたって描かれています。それぞれの絵からは、「うーん」、「なんだこれ」、「長ぐつってこんなにはきにくいんだ」、「こんなものをよくはいているな、人間は」、「歩けるのか、これで？」、「ああん、もう！」など、いろいろな声が聞こえてきます。ウーゴもこんな風にコロコロ転がりながら、ブーツと格闘しそう。</p>



<p>確かに、人間の足と猫の足って、全然違いますもんね。ママの方こそ、「よくこの猫長ぐつはけたな」って感心します。だって、猫の足は、つま先立ちしているようになっていて、本来ならば足が「くの字」になっているところ（かかと）まで、長ぐつの底が来なければならないはず。それに、かかとよりも先はとても太くて、長ぐつなんかはいらなさそう。</p>



<p>「うーん」、「長ぐつってこんなにはきにくいんだ」、「よくはけるね、きみ」、「きみ、歩ける？」など、先ほどの猫の声がそのままママの声になりそうです。最終的にそれを何とかしてはいてしまったばかりか、歩けるようになってしまったなんて、この猫本当に努力家ですね。しかも、それを夜中にこっそり練習していたなんて、どれだけカッコイイの！</p>



<p>猫（自分）しか持っていない息子にいろいろなものをもたせる猫、その方法は、猫そのものなのですが、一味違ってスパイスが効いています。狩りをする方法は猫ですが、それを王様の貢物にしたり、鏡に向かって猫の怖い顔を練習して土地の農夫を脅して、王様が通りかかたった時に「カラバ伯爵の土地です」と言わせたり、なかなか知恵者。猫は、それらをあっけらかんとやってのけてしまいます。それが、「気味悪い」という猫のイメージをどこかへ吹き飛ばしてしまいます。</p>



<p>最後に打ち明け話が書いてあります。「やれやれ、ようやく、長ぐつとおさらばすることができて、ねこはしんからほっとしましたとさ。」やっぱり、ちょっとは無理していたのね。くすっと笑ってしまいます。息子やお姫様と末永く幸せにね。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1200" height="900" src="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/IMG_2644-1200x900.jpg" alt="" class="wp-image-1708" srcset="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/IMG_2644-1200x900.jpg 1200w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/IMG_2644-640x480.jpg 640w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/IMG_2644-768x576.jpg 768w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/IMG_2644-1536x1152.jpg 1536w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/IMG_2644-2048x1536.jpg 2048w" sizes="(max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></figure>



<p>「こねこのぴっち」も「長ぐつをはいたねこ」も、明るく愉快でたくましい物語。フィッシャーの絵が、牧歌的でみずみずしい彩りを添えています。読んだら仲間ができたような気分になって、元気が出てきます。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc3">書籍情報</span></h3>



<p>こねこのぴっち　ハンス・フィッシャー　岩波書店　1987年</p>



<p>長ぐつをはいたねこ　ハンス・フィッシャー　福音館書店　1980年</p>


<p><a rel="noopener" href="https://www.amazon.co.jp/%E3%81%93%E3%81%AD%E3%81%93%E3%81%AE%E3%81%B4%E3%81%A3%E3%81%A1-%E5%A4%A7%E5%9E%8B%E7%B5%B5%E6%9C%AC-%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC/dp/4001105950?_encoding=UTF8&amp;qid=1647764451&amp;sr=8-2&amp;linkCode=li2&amp;tag=konekoharappa-22&amp;linkId=ca38d853eb5dd55411f9516ae71cf44e&amp;language=ja_JP&amp;ref_=as_li_ss_il" target="_blank"><img decoding="async" border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&amp;ASIN=4001105950&amp;Format=_SL160_&amp;ID=AsinImage&amp;MarketPlace=JP&amp;ServiceVersion=20070822&amp;WS=1&amp;tag=konekoharappa-22&amp;language=ja_JP"></a><img loading="lazy" decoding="async" src="https://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=konekoharappa-22&amp;language=ja_JP&amp;l=li2&amp;o=9&amp;a=4001105950" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;"><a rel="noopener" href="https://www.amazon.co.jp/%E9%95%B7%E3%81%90%E3%81%A4%E3%82%92%E3%81%AF%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%AD%E3%81%93-%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%82%91%E4%BD%9C%E7%B5%B5%E6%9C%AC%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%AB-%E3%83%9A%E3%83%AD%E3%83%BC/dp/4834007812?adgrpid=117230563113&amp;hvadid=536173275104&amp;hvdev=c&amp;hvqmt=e&amp;hvtargid=kwd-1077925168988&amp;hydadcr=22197_13274323&amp;jp-ad-ap=0&amp;keywords=%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC+%E6%9C%AC&amp;qid=1647764451&amp;sr=8-13&amp;linkCode=li2&amp;tag=konekoharappa-22&amp;linkId=f992ea00d15a5e31c2f802ec9464d3d3&amp;language=ja_JP&amp;ref_=as_li_ss_il" target="_blank"><img decoding="async" border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&amp;ASIN=4834007812&amp;Format=_SL160_&amp;ID=AsinImage&amp;MarketPlace=JP&amp;ServiceVersion=20070822&amp;WS=1&amp;tag=konekoharappa-22&amp;language=ja_JP"></a><img loading="lazy" decoding="async" src="https://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=konekoharappa-22&amp;language=ja_JP&amp;l=li2&amp;o=9&amp;a=4834007812" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;"></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">1693</post-id>	</item>
		<item>
		<title>石井桃子のあったか絵本～「ことらちゃんの冒険」の紹介</title>
		<link>https://koneko-harappa.net/2022/03/20/kotora-chan-no-bouken/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ママ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 20 Mar 2022 10:30:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[絵本・漫画・写真集]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://koneko-harappa.net/?p=1695</guid>

					<description><![CDATA[こんにちは、ママです。これまでのブログでママは時々絵本を紹介してきました。どうして絵本なの？と思っていた人もいるかもしれません。でも、絵本はママにいろいろな感情に気づかせてくれ、大切なものを教えてくれます。ママにとっては [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>こんにちは、ママです。これまでのブログでママは時々絵本を紹介してきました。どうして絵本なの？と思っていた人もいるかもしれません。でも、絵本はママにいろいろな感情に気づかせてくれ、大切なものを教えてくれます。ママにとっては、絵本は猫や家族と同じくらい大切なんです。どうして大切かって？それは、この先を読んでいただければわかってもらえると思います。</p>



<p>今回は、絵本「ことらちゃんの冒険」の紹介です。児童文学作家の石井桃子さんがお話を書いています。石井さんと言えば、「ノンちゃん雲に乗る」や訳書の「プー横丁にたった家」、トム・ソーヤーの冒険」、「ちいさいおうち」、「うさこちゃんシリーズ」、「ピーターラビットシリーズ」など、誰でも知っている有名な本・絵本をたくさん手がけています。子ども時代に一冊は出会っているのではないでしょうか。</p>



<p>「ことらちゃんの冒険」は、昭和33年に雑誌「婦人之友」に連載されたお話を加筆・再構成させ、昭和46年に婦人之友社から出版されたものが始まりだそうです。元気いっぱい、わんぱくでちょっと向う見ずなところもある主人公の子猫「ことらちゃん」が、大きな冒険を重ねる8話完結の絵本です。大きな冒険、と言っても、実際に大きな冒険もありますが、子どもなりに大きな体験も含まれていて、ことらちゃんがたくましく成長していくさまをみずみずしい感性で描いています。</p>



<p>ことらちゃんは、虎に似ているのが自慢です。大きくなったら虎になれると思っています。虎になってから困らないよう、鏡を見て虎のまねをしています。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="900" height="1200" src="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0654-900x1200.jpg" alt="" class="wp-image-1697" srcset="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0654-900x1200.jpg 900w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0654-480x640.jpg 480w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0654-768x1024.jpg 768w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0654-1152x1536.jpg 1152w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0654-1536x2048.jpg 1536w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0654-scaled.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>



<p>でも、お母さん（猫）に聞いても「あなたは　いくつになっても　ねこよ。」とたしなめられてしまいます。でも、ことらちゃんは納得しません。「こんなに　にているのに　とらになれないわけがない。」確かに、見た目が似ているから、ちょっと頑張れば虎になれそうですよね。「なせばなる、なさねばならぬ、何事も」、と言いますから。ことらちゃんは、立派な虎になれるよう、バーベルを使ってトレーニングに励みます。トレーニングしないで急に虎になってしまったら、困りますもんね。</p>



<p>ある日、おうちのぼうや（人間）が遠足で動物園に行って虎を見てきたと聞かされます。向う見ずなことらちゃんは、あることを決心します・・・。</p>



<p>またあるときは、お母さんに体をなめてもらいながらお昼寝し、なんとジャングルの夢を見ていました。子どもの夢は大きいのが一番。猫にはジャングルがよく似合う。そこへ近所の犬がやってきて、からかいます。びっくりしたことらちゃんは、木の上に掛けあがってしまいます。お母さんは心配します。降りられるのかしら？</p>



<p>ことらちゃんは怖くなんかありません。犬なんかこわくない、と木から飛び降ります。落ちたところは犬の背中の上。犬がびっくりして駆け回っているところに、おうちのぼうやが学校から帰ってきます。犬は、ぼうやに取り繕います。でも、わんぱくなことらちゃんは犬の背中にしがみついて離れません。犬は犬らしく、猫は猫らしく（？）、情緒豊かに描かれています。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="900" height="1200" src="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0749-900x1200.jpg" alt="" class="wp-image-1698" srcset="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0749-900x1200.jpg 900w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0749-480x640.jpg 480w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0749-768x1024.jpg 768w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0749-1152x1536.jpg 1152w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0749-1536x2048.jpg 1536w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0749-scaled.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>



<p>この絵本を読んでいると、5歳くらいの男の子の姿が目に浮かびます。ママの小さいころは、近所の男の子たちが本気でウルトラマンごっこをしていました。風呂敷マントさえあれば、自分はなんだってできる、と思う年齢なんですよね。ママとお幼馴染の女の子は、そんな男の子たちに助け出されたり、敵にされたりしていました。</p>



<p>おまけに男の子はとても活動的。お母さん方の苦労がしのばれます。きっと、ことらちゃんとお母さん猫のような会話が毎日繰り返されているのでしょう。ママとゾーイやウーゴが遊ぶ時も、おんなじ。二人とも大人になって活動量が落ちてきたとはいえ、遊びの時間は超本気。ママの方が先に疲れてしまいます。瞬間瞬間で見ると、こうした日が果てしなく続くように感じられ、絶望すら感じるかもしれませんが、子どもは少しずつだけれど毎日確実に成長しています。だから、ぜひ、そんな日々を楽しんで、ちょっとの成長でも見逃さず、喜びを感じてもらいたいと思います。</p>



<p>ことらちゃんにもちゃんと、成長の日が来ます。タイガちゃんとミーちゃんという弟と妹ができたのです。お母さんを取られるなどという心配もせず、ことらちゃんは天真爛漫に二人と遊びます。でも、ボール遊びなど自分の目線での遊びは、生まれたばかりで「ねずみ」みたいな二人にはまだ無理。二人を泣かせてしまいます。ことらちゃんはお母さんにおこられるのが怖くて、隠れてしまいます。こうして、弟や妹に対する加減を学び取っていくんですね。</p>



<p>でも、ことらちゃんに名誉挽回の時が訪れます。弟のタイガちゃんが縁の下に入ってしまい、出てこられなくなったのです。お母さんは体が大きくて入れないので、ことらちゃんが代わりにすきまへ体を滑らせ、タイガちゃんを助け出します。お母さんもぼうやもことらちゃんをほめました。こうした成功体験が、子供の成長の原動力になるのでしょう。</p>



<p>成長を見させられると、嬉しい反面、「あの甘えん坊だったあの子が・・・」などと寂しい思いをするお母さんも多いのではないでしょうか。保育園や幼稚園のお遊戯会で、目を涙でしばたたかせながら子どもの姿をスマホで撮っているお母さんをよく見ます。とても愛情あふれるシーンで、見ているママも涙がこぼれそうになります。決して戻ることのない時間の流れの中で、どんな一瞬も見過ごしたくない、と思う美しい心が、涙となるのでしょう。そんなお母さん方の気持ちを、石井桃子さんは温かく包み込み、ことらちゃんと重ねあわせていきます。</p>



<p>けがをして手に包帯を巻き首にカラーをつけたことらちゃんを、タイガちゃんとミーちゃんがうらやましくなってしまうシーンは、つい笑ってしまいます。子どもって、特別感がほしいんですよね。いつもと違う、とか、自分だけ、とか。自分は何にもないのに、きょうだいの包帯がうらやましくて、ちょっとだけ巻いてもらった記憶が、ママにもあります。本当のけがではないので、ほんの数周巻いてもらっただけでしたが、包帯の特別感、ママのママに大切にされたという実感がうれしくて、ずっと巻いていました。</p>



<p>ママのママが一緒にこの絵本を読んでいたら、絶対に、ママの方を見てニヤッと笑って、「あなたも昔こんな風だったよね」というと思います。大人となった今では恥ずかしく、照れ隠しをするのも大人げないと思うので、実際にその場面になったらどう反応するかはわかりませんが、でもきっと、心の奥底で、忘れていた記憶が愛情とともにこみあげて、泣きたくなってしまうかもしれません。</p>



<p>ママが絵本を好きな理由の一つは、ここにあります。これまでいくつか絵本の紹介をしてきましたが、絵本は、鎧を着ていない生のままの気持ちを直接刺激します。普段はそれを感じるのが怖くて、心に鎧を着せたり、生のままの気持ちに気づかないふりをしたりします。「大人になる」って、そういうこともあると思います。でも、本当は、そういう気持ちも心の王から取り出してきて、掌に載せてなでてあげることって、人として心豊かに生きるためには必要なことなのだと思います。そして、そういうことができる人が、本当の大人なのかな、とも思います。だから、大人にとっても、絵本は大切です。</p>



<p>ママはそういったことをまだあまり上手にできないけれど、絵本が好きな理由は、ストーリーに乗せてそれを疑似体験できるからだと思います。現実世界のいざこざを描くこともあるけれど、絵本は普通、それを極力排除して本質的なもの、大切なものを子供たちに投げかけます。そのあたり、<a href="https://koneko-harappa.net/2022/03/10/sakka-to-neko/" title="珠玉の猫作品アンソロジー～「作家と猫」の紹介">「珠玉の猫作品アンソロジー～「作家と猫」の紹介」</a>の記事で書いた「猫の無垢なところが、現世で傷ついた自分を癒してくれる」から猫は素晴らしい、ということと似ているのかもしれません。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1200" height="904" src="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0730-1-1200x904.jpg" alt="" class="wp-image-1700" srcset="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0730-1-1200x904.jpg 1200w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0730-1-640x482.jpg 640w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0730-1-768x578.jpg 768w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0730-1-1536x1157.jpg 1536w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0730-1-2048x1542.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></figure>



<p>生涯をかけて絵本や児童文学作品を世に出し続けてきた石井桃子さんは、きっと、本当に強い人なのだと思います。強い人は、優しく、温かい。それが、作品と見事に同化している気がします。これからも、猫が出ているママの好きな絵本を紹介していきます。少しでも絵本が好きな人が増えますように。</p>



<h3 class="wp-block-heading">書籍情報</h3>



<p>ことらちゃんの冒険　石井桃子　河出書房新社　2015年</p>


<p><a rel="noopener" href="https://www.amazon.co.jp/%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%89%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%AE%E5%86%92%E9%99%BA-%E7%9F%B3%E4%BA%95-%E6%A1%83%E5%AD%90/dp/4309276164?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&#038;crid=18SL0FXB93I8R&#038;keywords=%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%89%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%AE%E5%86%92%E9%99%BA+%E7%B5%B5%E6%9C%AC&#038;qid=1647764797&#038;sprefix=%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%89%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%AE%E5%86%92%E9%99%BA+%E7%B5%B5%E6%9C%AC%2Caps%2C248&#038;sr=8-1&#038;linkCode=li2&#038;tag=konekoharappa-22&#038;linkId=47b635a725bdb2efdfeac9db3e43d63b&#038;language=ja_JP&#038;ref_=as_li_ss_il" target="_blank"><img decoding="async" border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&#038;ASIN=4309276164&#038;Format=_SL160_&#038;ID=AsinImage&#038;MarketPlace=JP&#038;ServiceVersion=20070822&#038;WS=1&#038;tag=konekoharappa-22&#038;language=ja_JP" ></a><img loading="lazy" decoding="async" src="https://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=konekoharappa-22&#038;language=ja_JP&#038;l=li2&#038;o=9&#038;a=4309276164" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">1695</post-id>	</item>
		<item>
		<title>ほのぼのとしたお家にお邪魔しまーす！～「まめねこ」の紹介</title>
		<link>https://koneko-harappa.net/2022/03/15/mame-neko/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ママ]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 15 Mar 2022 10:30:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[絵本・漫画・写真集]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://koneko-harappa.net/?p=1675</guid>

					<description><![CDATA[こんにちは、ママです。今回は、漫画「まめねこ」の紹介です。これまでに10巻刊行されています。以前「ねことじいちゃん」を紹介しましたが、「まめねこ」は同じ作者「ねこまき（ミューズワーク）」さんの作品です。絵がほのぼのとして [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>こんにちは、ママです。今回は、漫画「まめねこ」の紹介です。これまでに10巻刊行されています。以前<a href="https://koneko-harappa.net/2021/12/10/neko-to-jiichan/" title="なあタマさんや　最後まで一緒だぞ～「ねことじいちゃん」の紹介">「ねことじいちゃん」</a>を紹介しましたが、「まめねこ」は同じ作者「ねこまき（ミューズワーク）」さんの作品です。絵がほのぼのとしていて、癒されますよね～。線の少ないシンプルな絵なのに、どうしてこんなに猫の表情を描ききれるんだろう？</p>



<p>舞台はとある一軒家。そこに住む女の子が友達から二匹の子猫をもらってきました。名前は、あずきとだいず。あずきは姉御肌だけれど乙女なところもある女の子、だいずはおとなしくて食べるのが大好きな男の子。きょうだいやお母さんが見つからなくて、泣きながら探します。見つからないまま疲れ果てて眠ってしまいましたが、探していたのは自分たちが運ばれてきたキャリーケースのほんの近く。きっと、子猫には大冒険だったに違いありません。ちょっと胸が痛い。</p>



<p>つけてもらった名前が気に入らず、二人で文句を言います。あずき「私イヤやわっ　あずきなんて～」。だいず「せやせや　なあ～あずき～」と、早速名前を呼んで、怒ったあずきにペチンとされます。するとだいず、「ごめん　あんず」。今度は名前を間違えます。やるな、だいず。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1200" height="675" src="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0128-1200x675.jpg" alt="" class="wp-image-1676" srcset="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0128-1200x675.jpg 1200w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0128-640x360.jpg 640w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0128-768x432.jpg 768w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0128-1536x864.jpg 1536w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0128-2048x1152.jpg 2048w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0128-120x68.jpg 120w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0128-160x90.jpg 160w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0128-320x180.jpg 320w" sizes="auto, (max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></figure>



<p>お家の中で、二人は早速ヘンな生き物を見つけます。毛がなくて、ラクダの上下を着ていて、もぐもぐ何かを食べている。「めっちゃヌーディーやな」と観察します。そこへ、どなたかお客さんが。するとその生き物、毛（カツラ）を頭の上に載せます。なーんだ、これならあずきもだいずも知ってる。「おっちゃん」や。</p>



<p>子猫の毎日は、きっと、そんな風に展開されていくんですね。ゾーイやウーゴが我が家に来た時には、どんな大変なものに遭遇していたのでしょう？時々、自分が遊んでいた紙のボールや落ちていたハンカチなど、本当に他愛もないものに、背中を山にして脅かし歩きをしながら向かって行ったものです。何がどんな風に見えていたのか、ゾーイとウーゴにぜひ聞いてみたいです。</p>



<p>この家には、飼い主の女の子の他、お母さんの「もじゃ」、お父さんの「座敷おやじ」、お兄さんの「メガネ」、メン鶏の「ニワ子」がいます。先ほどのラクダのおっちゃんは、おじいちゃんの「肌色」です。「もじゃ」は、スキあらばあずきとだいずをよそへあげてしまおうとしていて、油断がなりません。「座敷おやじ」はもじゃには頭が上がらないようで、気配を消すのがとっても上手（ここの描き方、最高です！）。でも、あずきとだいずが「座敷おやじ」を構いすぎて「もじゃ」に見つかってしまい、用を言いつけられてしまうことも。</p>



<p>「メガネ」は美少女キャラや特撮ヒーローものが好き。木の上から落ちたあずきやダイズを体で受け止めた（というか、歩いていたら落ちてきた）命の恩人です。落ちてびっくりした二人に引っかかれるという、衝撃の初登場でした。でも、二人は「メガネ」の大切にしているフィギュアを引っ張り出してしまったり、メールに「ｃｃｃｃｃｃｃｃｃｃｃｃｃｃｃｃｃ」と打ってちゃんと送信までしてしまうなど、恩をあだで返すような仕打ち。というか、子猫のみずみずしい感性というか（笑）。「猫あるある」ですね。</p>



<p>ゾーイはキーボードをあえて外して通る気遣いの持ち主ですが、ウーゴはママが食べ終わったプリンのスプーンを盗もうとしたり、ママがお仕事をしているキーボードの上で立ち止まって、いろんな文字を打ち込んだりします。きっと、猫にとってキーボードって、踏むとへっこむし、カタカタ音がするし、気持ちいいのではないでしょうか。</p>



<p>あずきとだいずは、初めこそ遠目で見守っていたけれど、「肌色」が大好き。夜はいつも、カツラで遊んでボロボロにしたり（「肌色」かわいそう）、足の間で眠ったり。きっと、お年寄りだから穏やかだし、お布団の中はあったかいから、安心してなついちゃうんでしょうね。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1200" height="675" src="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0021-1200x675.jpg" alt="" class="wp-image-1677" srcset="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0021-1200x675.jpg 1200w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0021-640x360.jpg 640w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0021-768x432.jpg 768w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0021-1536x864.jpg 1536w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0021-2048x1152.jpg 2048w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0021-120x68.jpg 120w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0021-160x90.jpg 160w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0021-320x180.jpg 320w" sizes="auto, (max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></figure>



<p>途中から、豆之介という柴犬が登場します。飼い主だったおばあさんが亡くなってしまい、里親を探す間預かることになったのです。散歩させているうちに「座敷おやじ」が情が移って離れられなくなります。でもそこは昭和男児、誰にも言わず、豆之介の幸せを願って身を引く決心をします。結局どんでん返しがあるのですが、そのくだりでは、「もじゃ」と「座敷おやじ」夫婦のぬるま湯のように心地いい愛情が泣かせます。「もじゃ」、いい人じゃない！</p>



<p>豆之介は、猫と一緒に飼われていたからか、自分のことを猫だと言って譲りません。でも、綱に絡まって動けなくなったり、何とかしようとして余計ドツボにはまったり、雷から身を隠すのに人の足の間に顔をすっぽり入れたり、スキあらば水たまりで遊ぼうとしたり（そして泥だらけになって怒られる）・・・。本人は不服でしょうが（笑）、ちゃんと犬として描かれています。</p>



<p>豆之介は、いつかおばあさんがお迎えに来てくれると信じています。あずきとだいずの家に慣れてからも、時々おばあさんのことを思い出しています。ああ、かわいそう。事情が分からない動物は、いつもこうして信じているんですね。なんだか切ないです。</p>



<p>子どもの頃、お店の前の木に犬がつながれていて、中でお買い物をしている飼い主を待っているのを何度か見たことがあります。当時は多かったですよね。ママは子どもながらに、「ワンちゃん不安じゃないのかな？どうしてすぐに戻ってくるってわかるのかな？」と心配になったものでした。</p>



<p>豆之介にはかわいそうだけれど、これが現実。どうかあずきとだいずのお家で幸せになってもらいたいです。おばあさんのことを忘れる必要はないけれど、子猫たちと遊んで、お父さん（「座敷おやじ」）には愛されて、ここだって、そんなに悪くないでしょ？</p>



<p>ねこまき（ミューズワーク）さんって、猫だけじゃなくて、犬の描写も本当に上手。ママがよく知っている犬のしぐさはもちろん、ちょっとした顔の向きとか力の入れ方とか、いかにも「犬」なんです。シンプルな絵なのに、どうしてこんなに細かいんだろう？きっと、猫も犬も大好きで、よ～く見ているんでしょうね。それに、動物を飼う上で起こりうる別れにも真正面から切り込んでいて、ただのほほんとしている漫画ではないところが、またすごいと思うんです。</p>



<p>この漫画では、あずきとだいずの家での穏やかな毎日が淡々とつづられています。使い古した靴下であずきとだいずにぬいぐるみを作ってあげる「肌色」、「メガネ」のフィギュアを盗んで庭に埋める豆之介、気持ちいい縁側で犬猫ともどもみんなで昼寝をしてしまい、警察に「全員意識不明」と通報されたり、飼い主の女の子がほろ苦い失恋をしたり・・・。よくある日常、「こんなことがあったらいいのにな」という日常が、大きなコマどりとシンプルな絵の中に切り取られています。</p>



<p>でも、カメとかハトとかキバタンとか、どんどんいろんな動物が増えていくのが、ママは気になります。このままいくと、日本の家庭の中で一番「生物多様性」に富んでいるお家になりそう。それに、「メガネ」のその後も気になります。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1200" height="675" src="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0090-1200x675.jpg" alt="" class="wp-image-1678" srcset="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0090-1200x675.jpg 1200w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0090-640x360.jpg 640w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0090-768x432.jpg 768w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0090-1536x864.jpg 1536w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0090-2048x1152.jpg 2048w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0090-120x68.jpg 120w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0090-160x90.jpg 160w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_0090-320x180.jpg 320w" sizes="auto, (max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></figure>



<p>いろいろ魅力的な人が出てくるけれど、ママは「もじゃ」が一番好きです。がさつだし、初めはあずきとだいずをよそへあげてしまおうとしていたし、だいずのお気に入りのぬいぐるみをたき火にくべてしまうような無神経なところはあるし、旦那さんのことはぞんざいに扱うし、一見するとあまりいいキャラではないように思えます。</p>



<p>でも「もじゃ」は、晩ごはんに使おうと思っていた土鍋の中であずきとだいずとぬいぐるみがスヤスヤ寝ているのを見ると、晩ごはんの献立を急きょ変えて、しかも事情を家族には言わないような男前なところもあるんです。なんだかんだ言って、根っこは優しい。いわゆるハードボイルドなんです。ママはこういう人を見ると、本当にカッコイイと思ってしまいます。</p>



<p>各巻の最後には、あずきとだいずの家の間取りが紹介されています。「なぞの部屋」って、何があるんだろう？気になります。</p>



<p>あずきとだいず、本当にかわいいです。のほほんとしたい人に、おススメの漫画です。</p>



<h3 class="wp-block-heading">書籍情報</h3>



<p>まめねこ　1巻　あずきとだいず　さくら舎　2013年</p>



<p>まめねこ　2巻　ごはんだよ～　さくら舎　2013年</p>



<p>まめねこ　3巻　こらっ！こらっ！　さくら舎　2014年</p>



<p>まめねこ　4巻　まめのすけでござる　さくら舎　2014年</p>



<p>まめねこ　5巻　なになに？これな～に！　さくら舎　2015年</p>



<p>まめねこ　6巻　狸根入りの術　さくら舎　2016年</p>



<p>まめねこ　7巻　おじゃま三兄弟　さくら舎　2016年</p>



<p>まめねこ　8巻　いやいや、まさか～　さくら舎　2017年</p>



<p>まめねこ　9巻　またへんなのきたでこれ　さくら舎　2018年</p>



<p>まめねこ　10巻　あずきちゃんとだいずちゃん　さくら舎　2019年</p>


<p><a rel="noopener" href="https://www.amazon.co.jp/%E3%81%BE%E3%82%81%E3%81%AD%E3%81%93-%E3%81%82%E3%81%9A%E3%81%8D%E3%81%A8%E3%81%A0%E3%81%84%E3%81%9A-%E3%81%AD%E3%81%93%E3%81%BE%E3%81%8D-%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF/dp/490673247X?adgrpid=120971767887&#038;hvadid=496073178159&#038;hvdev=c&#038;hvqmt=e&#038;hvtargid=kwd-496413851477&#038;hydadcr=28795_11746882&#038;jp-ad-ap=0&#038;keywords=%E3%81%BE%E3%82%81+%E3%81%AD%E3%81%93&#038;qid=1647335435&#038;sr=8-3&#038;linkCode=li2&#038;tag=konekoharappa-22&#038;linkId=5609b8f4c1a5e6b0c92918872aae11e1&#038;language=ja_JP&#038;ref_=as_li_ss_il" target="_blank"><img decoding="async" border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&#038;ASIN=490673247X&#038;Format=_SL160_&#038;ID=AsinImage&#038;MarketPlace=JP&#038;ServiceVersion=20070822&#038;WS=1&#038;tag=konekoharappa-22&#038;language=ja_JP" ></a><img loading="lazy" decoding="async" src="https://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=konekoharappa-22&#038;language=ja_JP&#038;l=li2&#038;o=9&#038;a=490673247X" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><a rel="noopener" href="https://www.amazon.co.jp/%E3%81%BE%E3%82%81%E3%81%AD%E3%81%932-%E3%81%94%E3%81%AF%E3%82%93%E3%81%A0%E3%82%88-%E3%81%AD%E3%81%93%E3%81%BE%E3%81%8D-%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF/dp/4906732585?adgrpid=120971767887&#038;hvadid=496073178159&#038;hvdev=c&#038;hvqmt=e&#038;hvtargid=kwd-496413851477&#038;hydadcr=28795_11746882&#038;jp-ad-ap=0&#038;keywords=%E3%81%BE%E3%82%81+%E3%81%AD%E3%81%93&#038;qid=1647335435&#038;sr=8-2&#038;linkCode=li2&#038;tag=konekoharappa-22&#038;linkId=fbb768e8592509f315c66d778a17617b&#038;language=ja_JP&#038;ref_=as_li_ss_il" target="_blank"><img decoding="async" border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&#038;ASIN=4906732585&#038;Format=_SL160_&#038;ID=AsinImage&#038;MarketPlace=JP&#038;ServiceVersion=20070822&#038;WS=1&#038;tag=konekoharappa-22&#038;language=ja_JP" ></a><img loading="lazy" decoding="async" src="https://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=konekoharappa-22&#038;language=ja_JP&#038;l=li2&#038;o=9&#038;a=4906732585" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><a rel="noopener" href="https://www.amazon.co.jp/%E3%81%BE%E3%82%81%E3%81%AD%E3%81%933-%E3%81%93%E3%82%89%E3%81%A3-%E3%81%AD%E3%81%93%E3%81%BE%E3%81%8D-%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF/dp/490673281X?adgrpid=120971767887&#038;hvadid=496073178159&#038;hvdev=c&#038;hvqmt=e&#038;hvtargid=kwd-496413851477&#038;hydadcr=28795_11746882&#038;jp-ad-ap=0&#038;keywords=%E3%81%BE%E3%82%81+%E3%81%AD%E3%81%93&#038;qid=1647335435&#038;sr=8-10&#038;linkCode=li2&#038;tag=konekoharappa-22&#038;linkId=709e9245e8c52f1f3b2ca93de6ce2d60&#038;language=ja_JP&#038;ref_=as_li_ss_il" target="_blank"><img decoding="async" border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&#038;ASIN=490673281X&#038;Format=_SL160_&#038;ID=AsinImage&#038;MarketPlace=JP&#038;ServiceVersion=20070822&#038;WS=1&#038;tag=konekoharappa-22&#038;language=ja_JP" ></a><img loading="lazy" decoding="async" src="https://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=konekoharappa-22&#038;language=ja_JP&#038;l=li2&#038;o=9&#038;a=490673281X" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><a rel="noopener" href="https://www.amazon.co.jp/%E3%81%BE%E3%82%81%E3%81%AD%E3%81%934-%E2%80%95%E8%B1%86%E4%B9%8B%E4%BB%8B%E3%81%A7%E3%81%94%E3%81%96%E3%82%8B-%E3%81%AD%E3%81%93%E3%81%BE%E3%81%8D-%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF/dp/4906732984?adgrpid=120971767887&#038;hvadid=496073178159&#038;hvdev=c&#038;hvqmt=e&#038;hvtargid=kwd-496413851477&#038;hydadcr=28795_11746882&#038;jp-ad-ap=0&#038;keywords=%E3%81%BE%E3%82%81+%E3%81%AD%E3%81%93&#038;qid=1647335435&#038;sr=8-7&#038;linkCode=li2&#038;tag=konekoharappa-22&#038;linkId=91c7afc588c3eccd36d4f7ee449f2ca3&#038;language=ja_JP&#038;ref_=as_li_ss_il" target="_blank"><img decoding="async" border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&#038;ASIN=4906732984&#038;Format=_SL160_&#038;ID=AsinImage&#038;MarketPlace=JP&#038;ServiceVersion=20070822&#038;WS=1&#038;tag=konekoharappa-22&#038;language=ja_JP" ></a><img loading="lazy" decoding="async" src="https://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=konekoharappa-22&#038;language=ja_JP&#038;l=li2&#038;o=9&#038;a=4906732984" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><a rel="noopener" href="https://www.amazon.co.jp/%E3%81%BE%E3%82%81%E3%81%AD%E3%81%935-%E2%80%95%E3%81%AA%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%AB-%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%AA-%E3%81%AB-%E3%81%AD%E3%81%93%E3%81%BE%E3%81%8D-%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF/dp/4865810242?adgrpid=120971767887&#038;hvadid=496073178159&#038;hvdev=c&#038;hvqmt=e&#038;hvtargid=kwd-496413851477&#038;hydadcr=28795_11746882&#038;jp-ad-ap=0&#038;keywords=%E3%81%BE%E3%82%81+%E3%81%AD%E3%81%93&#038;qid=1647335435&#038;sr=8-9&#038;linkCode=li2&#038;tag=konekoharappa-22&#038;linkId=91d3d5594b00eae1c384a4630cffb0f2&#038;language=ja_JP&#038;ref_=as_li_ss_il" target="_blank"><img decoding="async" border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&#038;ASIN=4865810242&#038;Format=_SL160_&#038;ID=AsinImage&#038;MarketPlace=JP&#038;ServiceVersion=20070822&#038;WS=1&#038;tag=konekoharappa-22&#038;language=ja_JP" ></a><img loading="lazy" decoding="async" src="https://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=konekoharappa-22&#038;language=ja_JP&#038;l=li2&#038;o=9&#038;a=4865810242" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><a rel="noopener" href="https://www.amazon.co.jp/%E3%81%BE%E3%82%81%E3%81%AD%E3%81%936-%E2%80%95%E3%82%BF%E3%83%8C%E3%82%AD%E5%AF%9D%E5%85%A5%E3%82%8A%E3%81%AE%E8%A1%93-%E3%81%AD%E3%81%93%E3%81%BE%E3%81%8D-%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF/dp/4865810439?adgrpid=120971767887&#038;hvadid=496073178159&#038;hvdev=c&#038;hvqmt=e&#038;hvtargid=kwd-496413851477&#038;hydadcr=28795_11746882&#038;jp-ad-ap=0&#038;keywords=%E3%81%BE%E3%82%81+%E3%81%AD%E3%81%93&#038;qid=1647335435&#038;sr=8-8&#038;linkCode=li2&#038;tag=konekoharappa-22&#038;linkId=2f79fb277af42942f886097273b7e8a5&#038;language=ja_JP&#038;ref_=as_li_ss_il" target="_blank"><img decoding="async" border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&#038;ASIN=4865810439&#038;Format=_SL160_&#038;ID=AsinImage&#038;MarketPlace=JP&#038;ServiceVersion=20070822&#038;WS=1&#038;tag=konekoharappa-22&#038;language=ja_JP" ></a><img loading="lazy" decoding="async" src="https://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=konekoharappa-22&#038;language=ja_JP&#038;l=li2&#038;o=9&#038;a=4865810439" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><a rel="noopener" href="https://www.amazon.co.jp/%E3%81%BE%E3%82%81%E3%81%AD%E3%81%937-%E2%80%95%E3%81%8A%E3%81%98%E3%82%83%E3%81%BE%E4%B8%89%E5%85%84%E5%BC%9F-%E3%81%AD%E3%81%93%E3%81%BE%E3%81%8D-%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF/dp/4865810730?adgrpid=120971767887&#038;hvadid=496073178159&#038;hvdev=c&#038;hvqmt=e&#038;hvtargid=kwd-496413851477&#038;hydadcr=28795_11746882&#038;jp-ad-ap=0&#038;keywords=%E3%81%BE%E3%82%81+%E3%81%AD%E3%81%93&#038;qid=1647335435&#038;sr=8-5&#038;linkCode=li2&#038;tag=konekoharappa-22&#038;linkId=703fa3a2737979fe5b84acf728502b5b&#038;language=ja_JP&#038;ref_=as_li_ss_il" target="_blank"><img decoding="async" border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&#038;ASIN=4865810730&#038;Format=_SL160_&#038;ID=AsinImage&#038;MarketPlace=JP&#038;ServiceVersion=20070822&#038;WS=1&#038;tag=konekoharappa-22&#038;language=ja_JP" ></a><img loading="lazy" decoding="async" src="https://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=konekoharappa-22&#038;language=ja_JP&#038;l=li2&#038;o=9&#038;a=4865810730" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><a rel="noopener" href="https://www.amazon.co.jp/%E3%81%BE%E3%82%81%E3%81%AD%E3%81%938-%E2%80%95%E3%81%84%E3%82%84%E3%81%84%E3%82%84%E3%80%81%E3%81%BE%E3%81%95%E3%81%8B-%E3%81%AD%E3%81%93%E3%81%BE%E3%81%8D-%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF/dp/4865811109?adgrpid=120971767887&#038;hvadid=496073178159&#038;hvdev=c&#038;hvqmt=e&#038;hvtargid=kwd-496413851477&#038;hydadcr=28795_11746882&#038;jp-ad-ap=0&#038;keywords=%E3%81%BE%E3%82%81+%E3%81%AD%E3%81%93&#038;qid=1647335435&#038;sr=8-4&#038;linkCode=li2&#038;tag=konekoharappa-22&#038;linkId=03dd9424f1b9adb1155041e1b30a803a&#038;language=ja_JP&#038;ref_=as_li_ss_il" target="_blank"><img decoding="async" border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&#038;ASIN=4865811109&#038;Format=_SL160_&#038;ID=AsinImage&#038;MarketPlace=JP&#038;ServiceVersion=20070822&#038;WS=1&#038;tag=konekoharappa-22&#038;language=ja_JP" ></a><img loading="lazy" decoding="async" src="https://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=konekoharappa-22&#038;language=ja_JP&#038;l=li2&#038;o=9&#038;a=4865811109" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><a rel="noopener" href="https://www.amazon.co.jp/%E3%81%BE%E3%82%81%E3%81%AD%E3%81%939-%E2%80%95%E3%81%BE%E3%81%9F%E5%A4%89%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%81%A7%E3%81%93%E3%82%8C-%E3%81%AD%E3%81%93%E3%81%BE%E3%81%8D-%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF/dp/4865811621?adgrpid=120971767887&#038;hvadid=496073178159&#038;hvdev=c&#038;hvqmt=e&#038;hvtargid=kwd-496413851477&#038;hydadcr=28795_11746882&#038;jp-ad-ap=0&#038;keywords=%E3%81%BE%E3%82%81+%E3%81%AD%E3%81%93&#038;qid=1647335435&#038;sr=8-6&#038;linkCode=li2&#038;tag=konekoharappa-22&#038;linkId=5e3891283e54d29905673b1c497b3db7&#038;language=ja_JP&#038;ref_=as_li_ss_il" target="_blank"><img decoding="async" border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&#038;ASIN=4865811621&#038;Format=_SL160_&#038;ID=AsinImage&#038;MarketPlace=JP&#038;ServiceVersion=20070822&#038;WS=1&#038;tag=konekoharappa-22&#038;language=ja_JP" ></a><img loading="lazy" decoding="async" src="https://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=konekoharappa-22&#038;language=ja_JP&#038;l=li2&#038;o=9&#038;a=4865811621" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><a rel="noopener" href="https://www.amazon.co.jp/%E3%81%BE%E3%82%81%E3%81%AD%E3%81%9310-%E2%80%95%E3%81%82%E3%81%9A%E3%81%8D%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%A8%E3%81%A0%E3%81%84%E3%81%9A%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93-%E3%81%AD%E3%81%93%E3%81%BE%E3%81%8D-%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF/dp/486581227X?adgrpid=120971767887&#038;hvadid=496073178159&#038;hvdev=c&#038;hvqmt=e&#038;hvtargid=kwd-496413851477&#038;hydadcr=28795_11746882&#038;jp-ad-ap=0&#038;keywords=%E3%81%BE%E3%82%81+%E3%81%AD%E3%81%93&#038;qid=1647335435&#038;sr=8-1&#038;linkCode=li2&#038;tag=konekoharappa-22&#038;linkId=33966a876153318f151c6b292ef5ffbe&#038;language=ja_JP&#038;ref_=as_li_ss_il" target="_blank"><img decoding="async" border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&#038;ASIN=486581227X&#038;Format=_SL160_&#038;ID=AsinImage&#038;MarketPlace=JP&#038;ServiceVersion=20070822&#038;WS=1&#038;tag=konekoharappa-22&#038;language=ja_JP" ></a><img loading="lazy" decoding="async" src="https://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=konekoharappa-22&#038;language=ja_JP&#038;l=li2&#038;o=9&#038;a=486581227X" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">1675</post-id>	</item>
		<item>
		<title>猫の絵本特集③～小林敏也（宮澤賢治の童話）</title>
		<link>https://koneko-harappa.net/2022/03/07/neko-no-ehon-tokushuu-3-kobayashi-toshiya-miyazawa-kenji/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ママ]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 07 Mar 2022 10:30:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[絵本・漫画・写真集]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://koneko-harappa.net/?p=1623</guid>

					<description><![CDATA[こんにちは、ママです。今回は、宮澤賢治の「猫の童話三部作」の紹介です。「猫の童話三部作」と一般に言われているかはわかりませんが、「どんぐりと山猫」、「注文の多い料理店」、「猫の事務所」という、猫が主人公の童話を紹介します [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>こんにちは、ママです。今回は、宮澤賢治の「猫の童話三部作」の紹介です。「猫の童話三部作」と一般に言われているかはわかりませんが、「どんぐりと山猫」、「注文の多い料理店」、「猫の事務所」という、猫が主人公の童話を紹介します。ママの手元にある本は、好学社が出版している「画本　宮澤賢治」というシリーズで、どれも絵は小林敏也さんが手がけています。</p>



<p>宮澤賢治は、言わずと知れた明治生まれの童話作家、詩人です。小学校の国語の教科書で「やまなし」や「雪渡り」を読んだこともある人も多いのではないでしょうか。当たり前のはずのことが全くさかさまから描かれている「注文の多い料理店」、賢治の朴訥とした人柄がしのばれる「雨ニモマケズ」の作品に親しんだ人もいるかもしれません。</p>



<p>ママも、「雪渡り」や「銀河鉄道の夜」、「狼森と笊森、盗森」、「セロ弾きのゴーシュ」が大好きでした。また、「グスコーブドリの伝記」を読んで、その耳慣れない名前の響きに魅了され、「イーハトーヴ」という賢治の作った「理想郷」とはどんなところかしら、と想像を膨らませたものです。</p>



<p>小林敏也さんの絵は、そんな賢治の世界観を豊かに描き出しています。明治・大正時代に描かれたストーリーを彷彿とさせるレトロ感や（賢治自身は、時代や場所を超越した、普遍的な世界観を作りたかったのですが）登場人物の朴訥さが、本当に多様な絵画技法で描かれていて、同じ人が描いたとは思えないほどのテイストの違いが楽しめます。本文のフォントも独特で、まるで版画のよう。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1200" height="900" src="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_1032-1200x900.jpg" alt="" class="wp-image-1625" srcset="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_1032-1200x900.jpg 1200w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_1032-640x480.jpg 640w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_1032-768x576.jpg 768w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_1032-1536x1152.jpg 1536w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_1032-2048x1536.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></figure>



<p>また、この三冊、同じサイズでほぼ同じ厚みの本なのに、なぜかそれ以上に違う感じがします。やっぱり別人が絵を描いているのかしら？いえいえ、そうではなく、実は、紙も、作品で使い分けているのだそうです。確かに、表面のテクスチャーが全く違います。こんな風に細部までとっても丁寧に作りこまれた画本で、ぜひ手元に置いておいて、時々読み返したいと思いました。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc1">どんぐりと山猫</span></h3>



<p>早速、「どんぐりと山猫」の紹介です。主人公の一郎は、おかしなはがきを受け取ります。「あなたは、ごきげんよろしほで、けつこです。あした、めんどなさいばんしますから、おいでんなさい。とびどぐもたないでください。山猫」初めてこの作品を読んだとき、ママはとってもワクワクしました。だって、山猫からのハガキなんて、そうそうもらえるもんじゃない。最近の子は、もしかしたら年賀状もLINEやインスタグラムでやっていたりして。郵便離れが進んでいるからピンと来ないところもあるかもしれませんね。でも、山猫の招待状、欲しくないですか？</p>



<p>翌日、一郎は招待を受けて山へ向かいます。途中で出会う木の葉や栗の実、リスの毛が、細かいひっかき傷のような繊細な線で描かれています。そして、草原へ出ると、待っていたのは鞭をもった男の人。同じく繊細な線で描かれた草がそよそよとそよぐ中で、シンとして立っています。馬車別当と名乗ったその男の人は、山猫の代わりに一郎を迎えに来たのでした。</p>



<p>山猫がやってくるのを待ちながら、馬車別当ははがきのでき具合を一郎に聞きます。「あの文章は、ずいぶん下手だべ。」一郎は答えます。「さあ、なかなか、ぶんしょうがうまいようでしたよ」馬車別当は耳のあたりまで真っ赤になり、喜びます。</p>



<p>一郎はさらに喜ばせようとして、「五年生だってあのくらいには書けないでしょう。」と続けます。すると馬車別当、急にシュンとして、「五年生というのは、尋常五年生だべ。」と意気消沈。一郎はあわてて「大学の五年生ですよ。」ととりなします。馬車別当はまた喜んで、あのはがきは自分が描いたのだと言います。褒めてほしかったんですね。大人になっても、褒めてもらうのって、大切です。</p>



<p>「めんどなさいばん」とは、だれが一番えらいのか、どんぐりたちの争いに決着をつけることでした。大きいの、丸いの、頭のとがったの、どれが偉いのか、ママにもさっぱりわかりません。それに、「大きいと言ったら自分の方が大きいじゃないか」、と収拾がつきません。</p>



<p>すると山猫、「やかましい。ここをなんとこころえる。しずまれ、しずまれ。」と一喝します。ここの描き方は、この作品の山場でしょう。小林さんのこの作品への愛と賢治への敬意が伝わってきます。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="900" height="1200" src="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_1047-900x1200.jpg" alt="" class="wp-image-1626" srcset="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_1047-900x1200.jpg 900w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_1047-480x640.jpg 480w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_1047-768x1024.jpg 768w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_1047-1152x1536.jpg 1152w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_1047-1536x2048.jpg 1536w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_1047-scaled.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>



<p>どんぐりたちを納得させられず困った山猫は、一郎に助けを求めます。一郎は、自分が学校の先生から言われていることを思い出しながら、全く逆説的な答えを出します。これは、賢治から染み出てくる優しさがほとばしる場面。「えらい」って、何だろう？簡単なことばだけれど、なかなか説明できない。鋭い問いを突き付けます。</p>



<p>裁判を終えることができた山猫は喜んで、一郎に名誉判事となるよう頼みます。快諾した一郎はその後も呼ばれることを心待ちにしますが、それっきり。一回きりの経験だからこそ、光る思い出になるのでしょう。表紙にもなっている、草原の中を馬車別当が立ち尽くしている情景が、一郎の中で「永遠」となります。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc2">注文の多い料理店</span></h3>



<p>宮澤賢治の代表作と言ってもいいほど有名な作品ですね。山の中にポツンとある「西洋料理店　山猫軒」が舞台です。おなかをすかせた二人の若い紳士が山猫軒に入り、いろいろな注文を受けます。寒い外から温かい屋内に入るときのおもてなしだと思って喜んで言うとおりにしていたら、実は誰か（山猫軒の主）が自分たちを料理する下ごしらえをするための注文だったのか、というお話です。これも逆説の一つ。でも、あまり多くの人が思いつかない視点で、不思議な世界観を醸し出していますよね。</p>



<p>若い紳士たちが連れている猟犬は、とても仕事が出来そう。つまり、鋭い本能を持ち合わせて、狩りが上手そう。こんな犬に追いつかれたら、どんな動物もひとたまりもありません。猟犬の無表情さがより一層の無常感を誘います。</p>



<p>猟がうまくいかずおなかをすかせた二人が入った山猫軒。モダンで素敵なデザインのドアに「どなたもどうかお入りください。決してご遠慮はありません。」と書かれています。二人は喜んで、食事をとるために中に入ります。次々とドアを通っていく二人。奥に入るごとに、いろいろな色や形のドアがあり、ドアには必ず文字が書いてあります。「ことに肥ったお方や若いお方は、大歓迎いたします」「注文は随分多いでしょうがどうか一々こらえてください」</p>



<p>ドアは、廊下のずっと先にあるものが描かれていたり、鏡文字になっていたりと、ドアの向こうへの興味を掻き立てられます。ドアを閉めて振り返ると裏側にまた文字が書いてあります。ここを超えるとどうなるんだろう？次はなんだろう？ドアのデザインの不思議さも相まって、このレストランはどうも怪しいぞ、ということもすっかり意識から抜けてしまいます。</p>



<p>愛くるしい猫から自由奔放な猫、そして、以前<a href="https://koneko-harappa.net/2022/02/05/neko-no-sekaishi/" title="「猫ってどんな子？～『猫の世界史』の紹介」">「猫ってどんな子？～『猫の世界史』の紹介」</a>の記事に書いたような、ステレオタイプとして語られる「気味悪い猫」まで様々あるけれど、このお話に出てくる山猫は、きっと「気味悪い猫」がモチーフになっているのだと思います。でも、賢治の持つ朴訥ささながら、この山猫も一つ一つの注文（レシピ）を忠実にこなしてもらうために、まじめにドアを作って文字を書いていく朴訥さがあって、やっていることは極悪だけれどなんだか憎めません。</p>



<p>本文にも工夫があります。ストーリーは明朝体で書かれているけれど、ドアに書いてある文字はゴシック体で書かれているのです。伝えたいことを読みやすく伝えることができ、カジュアルさや親近感を出すのに適しているゴシック体は、山猫軒の中の他の情報への認識を薄めさせる効果があるのかもしれません。</p>



<p>また、1ページに入れる行数も、ストーリーが緊迫してくると多くしたりして、読んでいるうちに嫌でもテンポアップしなければならない気分になってきて、「どうしよう、どうしよう」と慌ててしまいます。子どものころはこのお話を挿絵の入った文字主体の本で読んだけれど、その時とは受ける印象がとても違います。この絵本の持つ力って、本当にすごいです。</p>



<p>子どものころに何度も読んで知っているストーリーではあるけれど、小林さんが手がけたこの画本だからこそ、ストーリーが表す感情を一つ一つ強烈に感じることができました。ぜひ、手に取ってみて。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc3">猫の事務所</span></h3>



<p>このお話は、猫の歴史と地理を調べることが仕事の「猫の第六事務所」を舞台に繰り広げられる「職場いじめ」と勧善懲悪のお話です。「職場いじめ」と聞くとドキッとしますよね。童話なのに、そんなブラックなお話なのかしら？でも、このお話の中でのいじめは読んでいて辛くなります。</p>



<p>みんながなりたい「猫の第六事務所」の書記、その中で選ばれた4人は、白猫、虎猫、三毛猫、かま猫でした。かま猫とは、夜は温かいかまどの中で寝るので体がすすけている猫。汚いので、ほかの猫には嫌われています。</p>



<p>ぜいたく猫のお客さんが、氷河鼠を食べにベーリング地方へ行きたくて、情報を仕入れにきました。事務長は書記に次々に情報を出させます。氷河鼠の産地、ベーリング地方の旅行の注意点、ベーリング地方の有力者について・・・。とっても便利な事務所ですね。ママは、ここで働かせてもらって猫のことをもっとよく知りたいです。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="821" height="1200" src="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_1044-1-821x1200.jpg" alt="" class="wp-image-1628" srcset="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_1044-1-821x1200.jpg 821w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_1044-1-438x640.jpg 438w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_1044-1-768x1122.jpg 768w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_1044-1-1051x1536.jpg 1051w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_1044-1-1402x2048.jpg 1402w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/03/DSC_1044-1-scaled.jpg 1752w" sizes="auto, (max-width: 821px) 100vw, 821px" /></figure>



<p>ちなみに、ベーリング地方の有力者の名前はトバスキーとゲンゾスキー。これは、岩手県陸前高田市出身の博物学者鳥羽源蔵先生のお名前から取っています。賢治は、「イギリス海岸」と呼んでいた花巻市の北上川でクルミの化石を拾いました。賢治は、友人を通じて鳥羽先生とつながり、化石の鑑定を相談し、「イギリス海岸」に案内もしました。クルミや「イギリス海岸」のモデルは、「銀河鉄道の夜」にも出てきます。</p>



<p>さて、かま猫は、みんなにいい人（猫）であろうとしますが、周りの悪意に翻弄され、辛い日々を送っています。周りは、自分の持つ悪意に気づいてすらいないかもしれません。そんな様子が、小林さんが描く「キョトンとした顔の猫」や「どこを見るでもない、ただ意地悪そうな表情の猫」として表現されています。かま猫は、みんなの悪意を感じて、ついには泣き出してしまいます。</p>



<p>賢治の「朴訥さ」は、「上手でなくてもいい、みんなで力を合わせてことを成し遂げよう」というところにあると思います。持つものもいれば持たざる者もいる。力がなくても知恵がある人もいるし、その逆もまたしかり。お互いを尊重して、持つものを合わせて頑張ろう、ということなのだと思います。だから賢治ならば、かまどの中で寝ているからと言ってかま猫を汚いと思わないし、かま猫のありのままを見ようとしているのだと思います。</p>



<p>でも、世の中には賢治のように思わない人もいるし、そういう人とも共存していかなければならない。そのために理不尽な経験もすると思うけれど、最後まで読むと、「天は必ず見ている」ということをこのお話は伝えようとしているのだと思いました。でも、「ぼくは『半分』獅子に同感です」って、なぜ半分なのかしら？</p>



<p>この本の小林さんの絵は、「どんぐりと山猫」や「注文の多い料理店」と違って、鉛筆画のタッチで描かれています。それにモダンな感じ。やっぱり、現代にも通じる問題点を扱っているからでしょうか。でも、同じ人が描いたとはとても思えません。小林さんの創造性に脱帽です。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc4">書籍情報</span></h3>



<p>画本　宮澤賢治　どんぐりと山猫　宮澤賢治作　小林敏也画　好学社　2014年</p>



<p>画本　宮澤賢治　注文の多い料理店　宮澤賢治作　小林敏也画　好学社　2013年</p>



<p>画本　宮澤賢治　猫の事務所　宮澤賢治作　小林敏也画　好学社　2017年</p>


<p><a rel="noopener" href="https://www.amazon.co.jp/%E3%81%A9%E3%82%93%E3%81%90%E3%82%8A%E3%81%A8%E5%B1%B1%E7%8C%AB-%E7%94%BB%E6%9C%AC-%E5%AE%AE%E6%BE%A4%E8%B3%A2%E6%B2%BB/dp/4769023154?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&#038;crid=M4ELTN7AVXDL&#038;keywords=%E3%81%A9%E3%82%93%E3%81%90%E3%82%8A%E3%81%A8%E5%B1%B1%E7%8C%AB&#038;qid=1646643362&#038;sprefix=%E3%81%A9%E3%82%93%E3%81%90%E3%82%8A%E3%81%A8%E5%B1%B1%E7%8C%AB%2Caps%2C196&#038;sr=8-9&#038;linkCode=li2&#038;tag=konekoharappa-22&#038;linkId=aacda67ef449cb9661dc0df6edad86d7&#038;language=ja_JP&#038;ref_=as_li_ss_il" target="_blank"><img decoding="async" border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&#038;ASIN=4769023154&#038;Format=_SL160_&#038;ID=AsinImage&#038;MarketPlace=JP&#038;ServiceVersion=20070822&#038;WS=1&#038;tag=konekoharappa-22&#038;language=ja_JP" ></a><img loading="lazy" decoding="async" src="https://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=konekoharappa-22&#038;language=ja_JP&#038;l=li2&#038;o=9&#038;a=4769023154" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><a rel="noopener" href="https://www.amazon.co.jp/%E6%B3%A8%E6%96%87%E3%81%AE%E5%A4%9A%E3%81%84%E6%96%99%E7%90%86%E5%BA%97-%E7%94%BB%E6%9C%AC%E5%AE%AE%E6%BE%A4%E8%B3%A2%E6%B2%BB-%E5%AE%AE%E6%BE%A4-%E8%B3%A2%E6%B2%BB/dp/4769023057?qid=1646643583&#038;s=books&#038;sr=1-5&#038;text=%E5%B0%8F%E6%9E%97%E6%95%8F%E4%B9%9F&#038;linkCode=li2&#038;tag=konekoharappa-22&#038;linkId=6f2885f8f69052e20d26b300c73bc233&#038;language=ja_JP&#038;ref_=as_li_ss_il" target="_blank"><img decoding="async" border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&#038;ASIN=4769023057&#038;Format=_SL160_&#038;ID=AsinImage&#038;MarketPlace=JP&#038;ServiceVersion=20070822&#038;WS=1&#038;tag=konekoharappa-22&#038;language=ja_JP" ></a><img loading="lazy" decoding="async" src="https://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=konekoharappa-22&#038;language=ja_JP&#038;l=li2&#038;o=9&#038;a=4769023057" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><a rel="noopener" href="https://www.amazon.co.jp/%E7%8C%AB%E3%81%AE%E4%BA%8B%E5%8B%99%E6%89%80-%E7%94%BB%E6%9C%AC-%E5%AE%AE%E6%BE%A4%E8%B3%A2%E6%B2%BB-%E5%AE%AE%E6%BE%A4-%E8%B3%A2%E6%B2%BB/dp/4769023332?qid=1646643583&#038;s=books&#038;sr=1-10&#038;text=%E5%B0%8F%E6%9E%97%E6%95%8F%E4%B9%9F&#038;linkCode=li2&#038;tag=konekoharappa-22&#038;linkId=4e6546de228784545e7124191e053f36&#038;language=ja_JP&#038;ref_=as_li_ss_il" target="_blank"><img decoding="async" border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&#038;ASIN=4769023332&#038;Format=_SL160_&#038;ID=AsinImage&#038;MarketPlace=JP&#038;ServiceVersion=20070822&#038;WS=1&#038;tag=konekoharappa-22&#038;language=ja_JP" ></a><img loading="lazy" decoding="async" src="https://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=konekoharappa-22&#038;language=ja_JP&#038;l=li2&#038;o=9&#038;a=4769023332" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">1623</post-id>	</item>
		<item>
		<title>猫との日常を楽しもう～「ウィリアムのこねこ」の紹介</title>
		<link>https://koneko-harappa.net/2022/02/11/uiriamu-no-koneko/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ママ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 11 Feb 2022 10:30:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[絵本・漫画・写真集]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://koneko-harappa.net/?p=1509</guid>

					<description><![CDATA[こんにちは、ママです。今日は、我が家に三つある猫トイレの掃除の日。1～2ヶ月に1回、トイレを水とブラシで丸洗いして、砂を全部入れ替えます。夏は暑くて汗をたくさんかくし、冬は水が冷たいし、三つもあると大変です。でも、窓越し [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>こんにちは、ママです。今日は、我が家に三つある猫トイレの掃除の日。1～2ヶ月に1回、トイレを水とブラシで丸洗いして、砂を全部入れ替えます。夏は暑くて汗をたくさんかくし、冬は水が冷たいし、三つもあると大変です。でも、窓越しに「頑張れ～」と見守ってくれるゾーイとウーゴのためなら、そんなの何でもない、頑張っちゃいます。</p>



<p>きれいになったトイレは、早速二人がチェックします。合格だと、そのままおしっこをしてくれたりもします。やっぱり、きれいなトイレは気持ちがいいね。自動給水器も洗いました。こちらも三つ。10日に1回のペースで洗っています。容器の溝やモーターの中を綿棒やブラシで丁寧に洗って、フィルターを交換して新しいお水を入れたらおしまい。こちらも、終わると二人が水を飲みに来ます。お水は猫の健康には本当に大切なもの。おいしいお水を用意してあげられることは、ママの幸せでもあります。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1200" height="675" src="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/02/DSC_0102-1200x675.jpg" alt="" class="wp-image-1510" srcset="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/02/DSC_0102-1200x675.jpg 1200w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/02/DSC_0102-640x360.jpg 640w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/02/DSC_0102-768x432.jpg 768w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/02/DSC_0102-1536x864.jpg 1536w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/02/DSC_0102-2048x1152.jpg 2048w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/02/DSC_0102-120x68.jpg 120w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/02/DSC_0102-160x90.jpg 160w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/02/DSC_0102-320x180.jpg 320w" sizes="auto, (max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></figure>



<p>ところで、ママのおじいちゃんは、猫が嫌いでした。なぜかというと、抱っこすると手に内臓が触れるからだそうです（苦笑）。おじいちゃんは、ママが子どもの頃に飼っていたシャム猫ちゃんに対しては、つかず離れずの生活をしていました。</p>



<p>でも、一度逃げ出してしまったシャム猫ちゃんを家に入れて温めてあげたり、毎朝早くに訪ねてくるシャム猫ちゃんのために、わざわざ目を覚まして部屋のドアを開けてあげたりするなど、本当は猫が嫌いなのではなかったのだと思います。シャム猫ちゃんが訪ねていったのは、おじいちゃんでなく、おかかをくれるおばあちゃんが朝ごはんの支度をしている台所だったのですけどね（笑）。</p>



<p>パパとママが出会ったころ、ママはパパのことが「孤高の人」に見えていました。冗談が好きで、ちょっと皮肉屋さんで、周りの人と上手くやっていくことが出来る人だけれど、どことなく人を近づけないようにも見え、ママは遠くから様子を見るだけにしておくこともありました。今はぜ～んぜん、そんな感じは受けませんけれど（笑）。</p>



<p>そんなパパから「実は猫を飼いたいと、昔から思っていた」と聞いたのは、結婚してずいぶんだったときでした。えぇ～っ！そうだったの？！早く言ってくれればよかったのに！ていうか、猫好きだったんだ！「孤高の人」だから、ペットに興味がないと勝手に思ってた。ずいぶん勝手な見方でもありますが、その時のママの正直な心の内でした。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1200" height="804" src="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/02/DSC_0138-1200x804.jpg" alt="" class="wp-image-1511" srcset="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/02/DSC_0138-1200x804.jpg 1200w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/02/DSC_0138-640x429.jpg 640w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/02/DSC_0138-768x514.jpg 768w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/02/DSC_0138-1536x1029.jpg 1536w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/02/DSC_0138-2048x1372.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></figure>



<p>でも、パパのことを改めて考えてみると、人と上手くやっていくけれど人を近づけないところなんか、まさに「猫」だよね、とすんなり思えました。それまで見えていたパパと違う人がそこにいる感じがして、とても新鮮な気持ちになったのを覚えています。</p>



<p>ゾーイとウーゴが家族になった今、パパはデレデレです。不器用ながらも、ママと一緒になって二人の歌を歌います。多分、心の中ではもっとデレデレになっているんでしょうけど（笑）。でも、二人のことは、ママが二人を見るよりも一線を引いて見ている感じがします。</p>



<p>さて、今回は、絵本「ウィリアムのこねこ」の紹介です。前回、子どもが一人で読むことを目標にしている大日本図書の「ゆかいな　ゆかいな　おはなし」シリーズの<a href="https://koneko-harappa.net/2022/02/10/neko-to-baiorin/" title="「ねことバイオリン」">「ねことバイオリン」</a>を紹介しましたが、今回は引き続き、子ども向け読み物を紹介します。絵本にしては字が多い印象ですが、つい引き込まれるストーリーである上に、登場人物の心の動きを想像すると、「人間って、いいなあ」と温かい気持ちになれる本です。</p>



<p>黄色い背景の表紙には、半袖シャツにつなぎを着てキックボードを持つ赤毛の男の子と、グレーのトラ猫。尻尾をピンと立てていて、きっと子猫に違いありません。表紙を開けると早速、JANUARY、FEBRUARY、MARCH、APRIL・・・と、月ごとの猫の挿絵が並んでいます。全体的にほのぼのしていて、絵が上品かつ繊細なタッチで描かれていて、ママの好きな感じです。</p>



<p>子猫は迷子。でも忙しい大人は子猫に気付かず、通りを行きかいます。急いでなんかいない4歳のウィリアムは子猫を見つけ、話しかけます。子猫は「ミャー、ミャー」としか鳴けないので、ウィリアムは子猫が迷子だとは気付きません。「おひるごはんだから　はやく　いらっしゃい」と呼ばれたウィリアムは家へ駆け込みますが、子猫もウィリアムがドアを閉める前に滑り込みセーフ。</p>



<p>子猫を飼いたいウィリアムですが、すでに誰かのネコかもしれません。ウィリアムはお兄さんとお姉さんに付き添ってもらって、警察署へ行きます。警察署では、すでに三人、迷子猫の届け出がありました。警察署長さんはその三人に電話をかけ、子猫を見に来てもらいます。はじめに来たのはフィニーさん、「うちの　ミニーちゃん」と言います。そこへプールさんがやってきます。「このこは　うちの　メイだ」。あれあれ、困りましたね。</p>



<p>そこへスミスさんがやってきて、「あぁ、マウサーだ」と言います。どうやら、このこねこちゃん、すでに三人の飼い猫だったのですね。寂しいから猫が欲しかったフィニーさん、店番をしてくれる猫が欲しかったプールさん、ネズミを猫にとって欲しかったスミスさんは、それぞれ、ウィリアムに猫を譲ります。三人とも、これからどうするんでしょう？</p>



<p>大人たちはそれぞれに、素敵な解決法を思いつきます。子猫と出会ったのが5月、そこから、6月、7月、8月・・・と時を重ねて、再び5月のある日、さらなる素晴らしい出来事が！</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1200" height="675" src="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/02/DSC_0147-1200x675.jpg" alt="" class="wp-image-1512" srcset="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/02/DSC_0147-1200x675.jpg 1200w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/02/DSC_0147-640x360.jpg 640w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/02/DSC_0147-768x432.jpg 768w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/02/DSC_0147-1536x864.jpg 1536w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/02/DSC_0147-2048x1152.jpg 2048w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/02/DSC_0147-120x68.jpg 120w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/02/DSC_0147-160x90.jpg 160w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/02/DSC_0147-320x180.jpg 320w" sizes="auto, (max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></figure>



<p>何気ない日常の一コマを描いたこの絵本、読んでいると、心が穏やかになります。子猫を見つけたウィリアムや猫と暮らして寂しさを紛らわそうとしたフィニーさんはもちろんのこと、店番やねずみ取りを猫に頼もうと思っていた二人も、猫が好きな人たちに違いありません。だって、猫が嫌いだったら、店番は犬や人間に頼むだろうし、ねずみ取りも、ワナを仕掛ければすむこと。きっと、お仕事の傍ら、猫をかわいがりたかった人たちに違いありません。</p>



<p>猫って、いるだけで本当に癒やされます。ママの周りには他にも「僕は猫が嫌い」と言ってはばからない人がいますが、その人は、猫は不気味だから、と理由を言いました。エドガー・アランー・ポーの「黒猫」のイメージなのでしょうか？それは、猫が不気味なんじゃなくて、小説が不気味なの（笑）。</p>



<p>パパのように、猫と似ている猫好きもいれば、ママのおじいちゃんのように、「内臓が・・・」なんてあまり理解されない理由を言うけれど本当は猫が好きな人もいます。だから、潜在的な猫好きはきっとたくさんいるはず。イメージ戦略にはイメージ戦略、猫を不気味だと思っている人には、この絵本に出てくるようなカワイイ子猫に触れる機会を持ってもらえば、きっと猫好きになってもらえるんじゃないかな？</p>



<p>この絵本の作者マージョリー・フラックは、古き良きアメリカを生きた女性。日本語の初版は2005年ですが、膨大な出版物の中からこの絵本が発見され日本にやってくることができて、本当によかった。ストーリーにも絵にも、作者が猫好きなことがうかがえます。何気ない日常に起きた、ウィリアムと子猫との出会い。二人を取り巻く大人たちとの交流。優しさが詰まっています。情緒を育む年頃のお子さんに、ぜひ読んでもらいたい絵本です。</p>



<h3 class="wp-block-heading" id="書籍情報">書籍情報</h3>



<p>ウィリアムのこねこ　マージョリー・フラック　新風舎　2005年</p>


<p><iframe style="width:120px;height:240px;" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" frameborder="0" src="https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?ref=tf_til&#038;t=konekoharappa-22&#038;m=amazon&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;IS1=1&#038;detail=1&#038;asins=4797462795&#038;linkId=44d98b10624baf1da93785f89126f7fd&#038;bc1=ffffff&amp;lt1=_top&#038;fc1=333333&#038;lc1=0066c0&#038;bg1=ffffff&#038;f=ifr"><br />
    </iframe></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">1509</post-id>	</item>
		<item>
		<title>ぼくはあくまでぼくでいたかったんだ～「猫と女とモンパルナス　藤田嗣治」の紹介</title>
		<link>https://koneko-harappa.net/2022/01/29/neko-to-onna-to-monparunasu-fujita-tsuguharu/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ママ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 29 Jan 2022 10:30:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[絵本・漫画・写真集]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://koneko-harappa.net/?p=1399</guid>

					<description><![CDATA[こんにちは、ママです。いつも控えめなゾーイは、お仕事部屋のママのお隣の椅子の上でうたたねしています。でも、きっと、ちゃんと起きてる。ゾーイはそんな子なんです。ちゃんと起きていて、ママの様子を見てくれてる。これは、ママとゾ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>こんにちは、ママです。いつも控えめなゾーイは、お仕事部屋のママのお隣の椅子の上でうたたねしています。でも、きっと、ちゃんと起きてる。ゾーイはそんな子なんです。ちゃんと起きていて、ママの様子を見てくれてる。これは、ママとゾーイの日常。</p>



<p>ママはゾーイの目が覚めているのを知っているけれど、知らんぷり。時々撫でたくなると、頭をなでます。ゾーイもママのことは知らんぷり。「あたし、今おねんねしているの」という感じを出し、寝たふりをしながらママのナデナデを堪能します。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1200" height="900" src="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_3426-1200x900.jpg" alt="" class="wp-image-1400" srcset="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_3426-1200x900.jpg 1200w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_3426-640x480.jpg 640w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_3426-768x576.jpg 768w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_3426-1536x1152.jpg 1536w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_3426-2048x1536.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></figure>



<p>一日の中で、ママとゾーイが一緒に何かをするのは、遊ぶ時とごはんの時。そのほかは、同じ空間にいるけれど、こんな感じで思い思いに過ごします。でも、いなくてもいいわけではないんです。やっぱりゾーイがいないお仕事部屋はとっても広く、寒々しく感じるし、いてくれるとお仕事がはかどります。もちろん、ウーゴも同じ。</p>



<p>ゾーイとウーゴはママの日常、いつも二人に集中しているわけではないけれど、なくてはならない存在。絵も写真も下手なママは、二人の何気ないけどかわいい姿をいつまでも胸にとどめるために、心のシャッターを切り続けます。</p>



<p>今回の記事では、「猫と女とモンパルナス　藤田嗣治」を紹介します。藤田嗣治と言えば、フランスに渡り、カトリックに改宗し、生涯を通して猫と女性を愛した画家として知られています。日本でもときどき展覧会がありますが、いつも大盛況ですよね。藤田は、自画像、猫、裸婦像、少女、宗教画が有名です。</p>



<p>藤田の描くあの独特な「白」はとても魅惑的で、吸い込まれるように見てしまいます。また、ひとたび吸い込まれたら、飽きることなく何時間でも見ていられます。この本は、藤田の生涯を作品や手紙、写真をもとに綴っているものです。</p>



<p>藤田は、おかっぱ頭がトレードマークで、自画像にも度々登場します。本に載っている写真を見ると、おかっぱ頭はデフォルメされている訳ではなく、藤田本来の姿だったことが分かります。ソファーでくつろぐ傍らには、子猫。鈴をつけた首輪をつけてもらい、まん丸い目をして藤田のそばに従っています。</p>



<p>藤田の繊細な筆致は、少女像や裸婦像の柔らかさや「女性性」を余すところなく表現しています。細い線で描かれた人物は、その魅惑的な「白」が加減して、ふっくらしたほおや胸、しなやかな首筋を与えられ、「女性」となります。西洋風でも日本風でもない、とても不思議な筆致です。</p>



<p>猫の絵は一転して、どこか日本画を思わせる技法を取り入れたものが多くあるように思えます。たいていの猫は、日光の下にいるように、目が細く描かれていますが、母猫が子猫を見る表情や子猫がかごの中のネズミに夢中になっている表情などがとても豊かで、臨場感に満ちています。本にはキャンバスに猫の下絵を描く手元の写真が載っていますが、日本のものと思われる細い細い絵筆からは、近くにある何かに注目している猫が生み出されています。完成した作品では、どんな猫が息づいているのでしょうか。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1200" height="873" src="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_3327-1-1200x873.jpg" alt="" class="wp-image-1402" srcset="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_3327-1-1200x873.jpg 1200w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_3327-1-640x465.jpg 640w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_3327-1-768x558.jpg 768w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_3327-1-1536x1117.jpg 1536w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_3327-1-2048x1489.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></figure>



<p>フランス家屋の白壁に木のマントルピース、お皿や燭台を飾り、大きな猫の絵。藤田は自分の日常を自分の好みにしつらえ、絵に切り取っていたのではないでしょうか。暮らしそのものが藤田の表現だったのではないかと思います。</p>



<p>ママは以前、フランスのランスへ、藤田が建てた礼拝堂を見に行ったことがあります。夕方近かったので内部には入れませんでしたが、駅から歩いて行くと、石造りのその小さな礼拝堂は、低い壁に囲まれた芝生の土地に立って、静かにママを迎えてくれました。派手な飾りのない、薄い石を積み上げて作った礼拝堂の屋根には、小さな鐘が二つと風見鶏。絵と同じく、藤田の暮らしと表現と礼拝堂が、一つに重なって見えました。</p>



<p>夕暮れ時に見たその礼拝堂は、静謐さの中にも温かさがあり、その厳かさに身が引き締まる思いがして、「礼拝堂を見せていただいている」という気持ちでいました。それから何年も経った今、改めてこの本で藤田の絵や写真を見ると、厳かさと温かさのバランスがその時にママが感じたものとは違って感じられます。生活そのものが藤田の表現であることに気付いたからでしょうか。</p>



<p>藤田の家にいた猫、藤田に描かれた猫は、藤田に選ばれた猫。藤田の日常にいた、表現の中心にいた猫。今のママには、藤田の家も礼拝堂も、自分の五臓六腑をさらけ出し内省する場であるように思えます。他人が容易に踏み込むことの出来ない、でも他人に見せる対象という側面がない訳でもない、とても微妙なバランスの上に成り立っている「日常」に見えます。</p>



<p>「礼拝堂を見せていただいている」というのはすなわち、「生活を見せていただいている」あるいは「『藤田嗣治』を見せていただいている」ということなのかもしれません。</p>



<p>藤田の絵は万人が鑑賞するものだけれど、絵がすなわち「藤田そのもの」だとしたら、見て思うままを軽く口にするのははばかられるような気がします。同じように、藤田の礼拝堂も、「人格」があるような気がするんです。</p>



<p>だから、藤田の家にいた猫、藤田に描かれた猫は、藤田に選ばれた猫。何だかうらやましいです。でも、そんなふうにかつて生きていた画家の世界観に触れることが出来て、とても心が豊かになるのを感じました。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1200" height="1105" src="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_2487-1-1200x1105.jpg" alt="" class="wp-image-1404" srcset="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_2487-1-1200x1105.jpg 1200w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_2487-1-640x589.jpg 640w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_2487-1-768x707.jpg 768w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_2487-1-1536x1414.jpg 1536w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_2487-1-2048x1886.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></figure>



<p>藤田の描く、日本風な愛くるしい猫。表情豊かに、藤田の日常にいた猫。何気なく存在していたけれど、きっと、とっても愛されていたのではないかと思います。ゾーイやウーゴへのママの愛し方とは違うと思うけれど。</p>



<h3 class="wp-block-heading" id="書籍情報">書籍情報</h3>



<p>猫と女とモンパルナス　藤田嗣治　株式会社オクターブ　2018年</p>


<p><iframe style="width:120px;height:240px;" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" frameborder="0" src="https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?ref=tf_til&amp;t=konekoharappa-22&amp;m=amazon&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;IS1=1&amp;detail=1&amp;asins=4892311987&amp;linkId=33df7233e7f964e7fbc944794f2b9d52&amp;bc1=ffffff&amp;lt1=_top&amp;fc1=333333&amp;lc1=0066c0&amp;bg1=ffffff&amp;f=ifr"><br />
    </iframe></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">1399</post-id>	</item>
		<item>
		<title>いい猫もいるよ！②～絵本「こねこのフーシカ」の紹介</title>
		<link>https://koneko-harappa.net/2022/01/22/ii-neko-mo-iruyo-2-koneko-no-huushika/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ママ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 22 Jan 2022 11:30:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[絵本・漫画・写真集]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://koneko-harappa.net/?p=1098</guid>

					<description><![CDATA[こんにちは、ママです。前回まで、映画「キャッツ＆ドッグス」と続編「キャッツ＆ドッグス　地球最大の肉球大戦争」を紹介し、「猫は悪の権化ではない」ということを証明するために、絵本「白猫」を紹介しました。今回は引き続き、「いい [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>こんにちは、ママです。前回まで、<a href="https://koneko-harappa.net/2022/01/20/%e7%8c%ab%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%93%e3%82%93%e3%81%aa%e3%83%af%e3%83%ab%e3%81%98%e3%82%83%e3%81%aa%e3%81%84%e3%82%82%e3%82%93%ef%bc%81%ef%bd%9e%e6%98%a0%e7%94%bb%e3%80%8c%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%83/" title="映画「キャッツ＆ドッグス」と続編「キャッツ＆ドッグス　地球最大の肉球大戦争」">映画「キャッツ＆ドッグス」と続編「キャッツ＆ドッグス　地球最大の肉球大戦争」</a>を紹介し、「猫は悪の権化ではない」ということを証明するために、<a href="https://koneko-harappa.net/2022/01/21/%e3%81%84%e3%81%84%e7%8c%ab%e3%82%82%e3%81%84%e3%82%8b%e3%82%88%ef%bc%81%e2%91%a0%ef%bd%9e%e7%b5%b5%e6%9c%ac%e3%80%8c%e7%99%bd%e7%8c%ab%e3%80%8d%e3%81%ae%e7%b4%b9%e4%bb%8b/" title="絵本「白猫」">絵本「白猫」</a>を紹介しました。今回は引き続き、「いい猫」を紹介します。絵本「こねこのフーシカ」です。</p>



<p>フーシカは、いつも怒っているこねこ。冷たい雨の降る秋の夕暮れに、捨てられていたところをダニエルじいさんに拾われます。でも、こねこは怒って、小さな前足でパチンとダニエルじいさんの手をたたき、小さな爪でひっかきました。きっと、寒い中ひとりぼっちで、心細かったのでしょう。拾ってもらって、よかったね。きっと、温かいお家に連れて行ってもらって、ごはんをもらえるよ。</p>



<p>ダニエルじいさんの家に連れてこられたこねこは、出迎えた犬や小鳥、ふくろうに対しても、「ふうっ」とおどします。いきなりたくさんの動物に出迎えられて、びっくりしちゃったかな？ダニエルじいさんは、こねこのために物置の奥に居場所を用意し、温かいミルクをあげます。こねこちゃん、よかったね。</p>



<p>ところが、こねこは「ふうっ」とダニエルじいさんを追っ払ってから、ミルクを飲み始める始末。とうとう、いつもフーとおこっているから「フーシカ」という名をダニエルじいさんにつけられてしまいます。いやいや、きっと、怒ってるんじゃなくて、こわいんだよね。慣れればフーって言わなくなるよね、こねこちゃん？</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1200" height="832" src="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0863-2-1200x832.jpg" alt="" class="wp-image-1313" srcset="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0863-2-1200x832.jpg 1200w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0863-2-640x444.jpg 640w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0863-2-768x532.jpg 768w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0863-2-1536x1064.jpg 1536w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0863-2-2048x1419.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></figure>



<p>ここまで読んできましたが、この「フーシカ」は、よく言う「いい猫」には見えません。でも、いい猫じゃないと、この記事のタイトルを変えなければならなくなります。やっぱり、「いつも怒っているから今後もフーシカ」なのでしょうか？</p>



<p>みんながお家で夕食を取る中、ひとりぼっちのフーシカは、お人形を見つけます。お人形を、ダニエルじいさんが自分のために用意してくれた箱に持って行き、お友達にします。そうしているうちに、フーシカは、疲れて寝てしまいます。</p>



<p>何だか、ここまで読んだとき、フーシカと小さい頃のゾーイが重なってとっても切なくなってきました。ゾーイが我が家に来たときには、ママは外出することが多く、日中は一人でいました。また、初めは寝室にゾーイを迎える準備が間に合わず、別の部屋で寝てもらっていました。ママはゾーイが心配で、毎晩何回か起きて様子を見に行ったのですが、ゾーイはとても健気に頑張っていました。まるで、「あたしは大丈夫、寂しくなんかないもん」と自分に言いきかせているように。</p>



<p>赤ちゃんだったゾーイは、全然平気なんかじゃなかったと思います。だとしたら、フーシカだって、本当はさみしいのかもしれません。だって、そうでなければ、「ぼくは、だれかの家のねこにはならない。・・・ぼくはただ　ここがきにいったから、ここにすむことにするんだ」というセリフが、どこから出てくるんでしょう！</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="771" height="1200" src="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0831-2-771x1200.jpg" alt="" class="wp-image-1311" srcset="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0831-2-771x1200.jpg 771w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0831-2-411x640.jpg 411w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0831-2-768x1196.jpg 768w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0831-2-987x1536.jpg 987w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0831-2-1315x2048.jpg 1315w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0831-2-scaled.jpg 1644w" sizes="auto, (max-width: 771px) 100vw, 771px" /></figure>



<p>ダニエルじいさんの家（というか、ものおき）の生活にも慣れてきたのに、フーシカは誰のことも「フーッ！」とおどし続けます。でも、フーシカも、ときどき、怒りんぼをやめようかなと思うことはあるんです。みんなの輪の中に入ろうかと思うこともありました。でも、なかなかそうできません。お家の中では、みんな楽しそう・・・。このあたりに描かれているフーシカの心の動きが、みんなには素直じゃないフーシカなのに、とても素直で、切なさが募ります。でも、フーシカの怒りんぼ生活はしばらく続き、葛藤も続きます。</p>



<p>そんな中、具合の悪くなったダニエルじいさんを動物たちが助ける場面がやってきます。フーシカはどうやって助けたのでしょうか？ここはぜひ、絵本を読んでください。ママは、フーシカがダニエルじいさんを助けたくだりを読んだとき、涙があふれてきました。フーシカ、やっぱり今まで辛かったんだね。ダニエルじいさんを、フーシカなりに一生懸命考えて、助けてあげたんだね。</p>



<p>みんなとごはんを食べるようになったフーシカは、独白します。「ぼくは、だれかの家のねこにはならない。・・・ぼくはただ、みんなといっしょにたべるのがたのしいから、気がむいたときには、そうするんだ」本当に、フーシカは「猫」なんだから！猫だから、自分なりに理由が必要なんだよね。</p>



<p>こうして、フーシカは「いつも怒ってたけれどもう怒ったりしないフーシカ」になりました。ダニエルじいさんに甘えて、のどをゴロゴロ鳴らします。次にくる「ぼくは、だれかの家のねこにはならない。・・・だから・・・」のセリフは、どのように続いていくのでしょうか。これもぜひ、絵本を読んでみてください。</p>



<p>フーシカは、怒りんぼだったけれど、本当はとってもいい猫なんです。自分の気持ちに素直になれなかっただけ。素直になれないことと「いい猫」ではないことは同じではない。それに、ダニエルじいさんのピンチを、とっても心優しい方法で助けました。君は、本当は、いい子なんだよ。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="900" height="1200" src="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0781-900x1200.jpg" alt="" class="wp-image-1103" srcset="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0781-900x1200.jpg 900w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0781-480x640.jpg 480w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0781-768x1024.jpg 768w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0781-1152x1536.jpg 1152w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0781-1536x2048.jpg 1536w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0781-scaled.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>



<p>ママは、ゾーイに対して抱いていた切なさとフーシカに感じていた切なさを重ねてしまっていましたが、フーシカが「いい猫」であって、本当に良かったと思っています。ママは、うちに来たばかりのゾーイに毎晩寂しい思いをさせてしまって、罪悪感を持っていました。その時のゾーイの寂しさを埋めるように、ママは全身でゾーイを愛しました。この絵本を最後まで読むと、フーシカの幸せによって、その時のゾーイに対してママが捨てきれずにいた罪悪感が昇華される気がするんです。</p>



<p>また、この本は、小さいお子さんがいるお母さんにもぜひ、お子さんと一緒に読んでもらいたいと思っています。子どもって、素直になれないときがありますよね。ママも覚えがあります。そんな時、子どもはきっと、自分の気持ちを正当化しようと思って、心の中で「だからこれでいいんだ」という理由をつけているんですよね。</p>



<p>そのくせ、本当はもっと素直に甘えたり、「こうしようよ」って言ったりしたいのは、自分でもちゃんとわかってる。心を開いて、エイヤーっといっちゃえば楽になれるのに、子どものうちは、どうしてもそうできない。子どもがそんな葛藤を抱える場面は、本当に多いと思います。そんな時、この絵本をぜひ、お子さんと一緒に読んでもらいたいと思うんです。フーシカを通して、子どもの中でもう一つの葛藤が起き、それが解決されたとき、心が一つ成長するのではないかと思います。</p>



<h3 class="wp-block-heading" id="書籍情報">書籍情報</h3>



<p>こねこのフーシカ　松井スーザン　童心社　2001年</p>


<p><iframe style="width:120px;height:240px;" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" frameborder="0" src="https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?ref=tf_til&amp;t=konekoharappa-22&amp;m=amazon&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;IS1=1&amp;detail=1&amp;asins=4494007404&amp;linkId=6cd4cd68e36151e2432ba75a56744b10&amp;bc1=ffffff&amp;lt1=_top&amp;fc1=333333&amp;lc1=0066c0&amp;bg1=ffffff&amp;f=ifr"><br />
    </iframe></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">1098</post-id>	</item>
		<item>
		<title>いい猫もいるよ！①～絵本「白猫」の紹介</title>
		<link>https://koneko-harappa.net/2022/01/21/ii-neko-mo-iruyo-1-shironeko/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ママ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 21 Jan 2022 11:30:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[絵本・漫画・写真集]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://koneko-harappa.net/?p=1089</guid>

					<description><![CDATA[こんにちは、ママです。前回の「猫ってこんなワルじゃないもん！～映画『キャッツ＆ドッグス』の紹介」の記事で、映画「キャッツ＆ドッグス」と続編「キャッツ＆ドッグス　地球最大の肉球大戦争」を紹介しました。この映画では、猫が悪者 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>こんにちは、ママです。前回<a href="https://koneko-harappa.net/2022/01/20/%e7%8c%ab%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%93%e3%82%93%e3%81%aa%e3%83%af%e3%83%ab%e3%81%98%e3%82%83%e3%81%aa%e3%81%84%e3%82%82%e3%82%93%ef%bc%81%ef%bd%9e%e6%98%a0%e7%94%bb%e3%80%8c%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%83/" title="の「猫ってこんなワルじゃないもん！～映画『キャッツ＆ドッグス』の紹介」">の「猫ってこんなワルじゃないもん！～映画『キャッツ＆ドッグス』の紹介」</a>の記事で、映画「キャッツ＆ドッグス」と続編「キャッツ＆ドッグス　地球最大の肉球大戦争」を紹介しました。この映画では、猫が悪者（続編ではいい猫もいる）の設定なのですが、お鼻にしわなんか寄せちゃって、本当にワルそうに描かれています。</p>



<p>猫好きのママとしては「こんなワルじゃないもん！」と不満に思うところもあるものの、明るくテンポよくストーリーが進むので、素直に「アハハ！」と笑っちゃいます。でも、そうではなく、「この映画いや～！」と思ってしまう猫好きさんがいるのもよく分かります。</p>



<p>そこで今回は、猫がとてもいい人（猫）で、美しくて、高貴な雰囲気をまとって描かれている絵本「白猫」（エロール・ル・カイン、ほるぷ出版）を紹介します。「ほら、猫ってやっぱりいいんだもん！」と思ってもらえたら、幸いです。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1200" height="675" src="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0002_1534497660331-1200x675.jpg" alt="" class="wp-image-1318" srcset="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0002_1534497660331-1200x675.jpg 1200w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0002_1534497660331-640x360.jpg 640w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0002_1534497660331-768x432.jpg 768w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0002_1534497660331-1536x864.jpg 1536w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0002_1534497660331-2048x1152.jpg 2048w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0002_1534497660331-120x68.jpg 120w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0002_1534497660331-160x90.jpg 160w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0002_1534497660331-320x180.jpg 320w" sizes="auto, (max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></figure>



<p>主人公は、ちょっと「和」な感じもする顔立ちの、グリーンの瞳の白い長毛の猫です。華やかでふわっとした素敵なドレスに、長いベールが垂らされた帽子をかぶっています。手には扇子、口角が上がっていて穏やかな微笑を蓄えたこの白猫は、「キャッツ＆ドッグス」に出てきたワル猫とは大違い、とても頼れる感じのする「お姉さま」に見えます。あ、でも、ママは「キャッツ＆ドッグス」に出てくる、悪の権化なのにどこか憎めないキャラの「ワル猫」ちゃんたちも好きですよ。</p>



<p>さて、その昔、ある国の王様が「この世でいちばんかしこい犬を連れてきたものを、つぎの王にしよう」と3人の王子に言います。王様は、王位を退いた後のなぐさめに、犬一匹飼いたいたいのだそうです。3人の王子はそれぞれに、世界一かしこい犬を探しに行きます。上の王子とつぎの王子は、「かしこい犬」をたくさん集めます。</p>



<p>そんな中、末の王子は「まほうの森こそ、とくべつにかしこい犬をさがすにはぴったりだろう」と、森へ入っていきます。森の中にはなんと、猫の形をしたお城があって、女あるじ―白猫―が出迎えます。白猫は王子をあたたかくむかえいれ、どうかいつまでもここにいてください、と言います。</p>



<p>王子はお城で白猫と楽しい時間を過ごします。王様に命じられたことなんか、すっかり忘れてしまっていたのですが、ふとしたことから思い出します。白猫に打ち明けると、金の卵を託されました。王子が王様の待つお城に帰って金の卵を真っ二つに割ると・・・。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1200" height="900" src="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0897-1200x900.jpg" alt="" class="wp-image-1092" srcset="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0897-1200x900.jpg 1200w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0897-640x480.jpg 640w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0897-768x576.jpg 768w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0897-1536x1152.jpg 1536w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0897-2048x1536.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></figure>



<p>白猫は「ごしんぱいにはおよびません。・・・あなたは、みるべきものをみるでしょう」と言って、末の王子を送り出していました。金の卵は、王子に何を見せたのでしょうか。魔法の森に住んでいる、穏やかな微笑をたたえた美しい白猫。とっても頼りになります。でも、親切の下に悪だくみを隠している「ワル猫」なんかではありません。実はまだ王冠を手放したくなかった王様の次の命令に対しても、末の王子を助けます。</p>



<p>「数打ちゃ当たる」的に、かしこい犬をたくさん集めればいちばんかしこい犬はその中にいるだろう、と思ってしまった心の弱い上の王子や次の王子、それに実はまだ王冠を手放したくなかったという「なんじゃそりゃ」な王様とは違い、白猫は、王様の命令に対してただ一つの答えを出していきます。正々堂々としています。</p>



<p>末の王子は、白猫を訪ねるたびにとても幸せになり、王様の命令の期日ぎりぎりまで白猫のお城で過ごしてしまいます。確かにな、この白猫、ママはついゾーイと重ねてしまうんですけれど、ゾーイと一緒にいると時間を忘れるもんな。それに、白猫のお姫様然としたところ、ゾーイの「ノルウェーの森のお姫様」なイメージにピッタリ。おまけに、ゾーイは素直で素朴な子だから、難問にも真正面から取り組むと思います。いやいや、ゾーイだけじゃなくてウーゴだって、お姫様ではないけれど、「ワル」なところは少しもないから、きっと一生懸命解決しようとするに違いありません。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1200" height="900" src="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2553-1200x900.jpg" alt="" class="wp-image-1091" srcset="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2553-1200x900.jpg 1200w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2553-640x480.jpg 640w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2553-768x576.jpg 768w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2553-1536x1152.jpg 1536w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_2553-2048x1536.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></figure>



<p>訳者あとがきによると、この絵本は、17世紀にフランスの女流作家が書いたおとぎ話を、作者カインが再話し、絵もカインによって描かれているということです。フランスの宮廷で「優雅な暇つぶし」として作られたこのお話にピッタリなカインの絵は、「優雅」という言葉が似合います。白猫の「和」な顔立ちも、絵全体の優雅さにスパイスをきかせています。こんな風に描かれている猫が「ワル猫」だとしたら・・・。「ワルさ」が倍増されるかもしれません（笑）。</p>



<p>絵の持つ雰囲気を裏切らないストーリー、というか、ストーリーの持つ神秘性を存分に表現した絵と、猫が本来持つ優雅さが絶妙にマッチしているこの絵本は、「たかが絵本」と侮るなかれ、大人でも十分楽しめます。ぜひ小さい子と一緒に読んでみたいし、ずっと手元に置いておきたい一冊です。</p>



<p>このお話は、ハッピーエンドです。「キャッツ＆ドッグス」に不満を持つ猫飼いさん、猫好きさんにも、白猫を信じてこの絵本を読んで本当に良かったと思ってもらえると思います。ぜひ！</p>



<h3 class="wp-block-heading" id="書籍情報">書籍情報</h3>



<p>白猫　エロール・カイン　ほるぷ出版　2003年</p>


<p><iframe style="width:120px;height:240px;" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" frameborder="0" src="https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?ref=tf_til&amp;t=konekoharappa-22&amp;m=amazon&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;IS1=1&amp;detail=1&amp;asins=4593504228&amp;linkId=686eec40bdd25b414b5e7c2f0d1b52a8&amp;bc1=ffffff&amp;lt1=_top&amp;fc1=333333&amp;lc1=0066c0&amp;bg1=ffffff&amp;f=ifr"><br />
    </iframe></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">1089</post-id>	</item>
		<item>
		<title>ネコは小さなライオンだ～「ネコライオン」の紹介</title>
		<link>https://koneko-harappa.net/2022/01/14/neko-raion/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ママ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 14 Jan 2022 03:27:43 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[絵本・漫画・写真集]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://koneko-harappa.net/?p=998</guid>

					<description><![CDATA[こんにちは、ママです。外出から戻ってきたら、ゾーイが「クルクルル・・・ニャーン」と言いながら階段を駆け下りてきました。ゾーイはいつもお出迎えしてくれるのですが、以前はあまり鳴きませんでした。でも、最近特に甘えん坊さんにな [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>こんにちは、ママです。外出から戻ってきたら、ゾーイが「クルクルル・・・ニャーン」と言いながら階段を駆け下りてきました。ゾーイはいつもお出迎えしてくれるのですが、以前はあまり鳴きませんでした。でも、最近特に甘えん坊さんになっているせいか、こうして鳴くことが多いです。ママをまっすぐに見て小声で鳴くところは、見ているとキュンとしてきます。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1200" height="844" src="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1554-1-1200x844.jpg" alt="" class="wp-image-1322" srcset="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1554-1-1200x844.jpg 1200w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1554-1-640x450.jpg 640w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1554-1-768x540.jpg 768w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1554-1-1536x1081.jpg 1536w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1554-1-2048x1441.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></figure>



<p>さて、今回は、岩合光昭さんの写真集「ネコライオン」（（株）クレヴィス、2013年）の紹介です。以前、パパとデパートでやっていた岩合さんの写真展を見に行ったことがあります。大小さまざまの大きさの写真がたくさん展示されていて、どの猫もカワイイ。猫の毛や顔のパーツが、細部にわたって間近で見ているかのようにわかり、背景に猫の毛色が映えていて、とてもきれいでした。大きく引き伸ばされた写真は迫力満点。子猫の躍動感や大人の子のまったり感が、見ていて胸に迫ってきました。</p>



<p>ああ、ママも岩合さんみたいに上手に写真が撮れたらな。ゾーイとウーゴのかわいさを余すことなく残せるのに・・・。岩合さんはプロ中のプロだから、岩合さんの1,000分の1、いや、1,000,000分の1でいいから、上手に写真を撮りたいな、と思いながら写真展を出ました。この本は、その展覧会のショップで買ったものです。</p>



<p>表紙は、猫とライオンの顔を縦半分に切って、大きさを合わせてつなぎ合わせた写真になっています。右側がライオン、左側が猫。でも、種が違っても、こんなにぴったり合うものなんですね。フムフム、猫とライオンの顔のパーツの比率はほぼ同じってことか。帯には「ネコは小さなライオンだ。ライオンは大きなネコだ。」とあるように、猫とライオンは同じネコ科ですもんね。</p>



<p>ページをめくると、猫とライオンの対比が続きます。遠くを見つめる猫と遠くを見つめるライオン、二匹の子猫と二匹の子ライオン、たくさんの猫とたくさんのライオン、子猫をくわえる母猫と子ライオンをくわえる母ライオン・・・。大人といってもやっぱり猫はあどけなく、ライオンはしっかり者に見えます。</p>



<p>でも、子猫と子ライオンの興味深そうに何かを見ているクリンとした目は一緒。屋根や木から落ちそうになりながらも、一生懸命つかまって体勢を立て直そうともがいている姿は、猫もライオンも一緒。適度に間隔を開けて、お行儀よく並んで座っているところは、猫もライオンも一緒。そんな違いや同じところを見つけていくと、普段よく見ている猫のことも、年に一回見るかどうかのライオンのことも、気付くことがあります。</p>



<p>猫がどうしてかわいいか。これは、「ネオテニー（幼形成熟）」といって、子どもの頃の形や性質を残したまま、大人になる（精神的・性的に成熟する）ことが関係しているそうです。人間もチンパンジーの「ネオテニー」だといわれているそうです。猫の「ネオテニー」の主な特徴は、大人になってもニャーと鳴くこと、顔のパーツが頭部の下部に収まることなどがあるそうです。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1200" height="900" src="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0601-1200x900.jpg" alt="" class="wp-image-1002" srcset="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0601-1200x900.jpg 1200w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0601-640x480.jpg 640w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0601-768x576.jpg 768w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0601-1536x1152.jpg 1536w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0601-2048x1536.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></figure>



<p>確かに、我が家のゾーイはサイレントニャーや、サイレントニャーからの「・・・ニャ・・」という鳴き方をよくします。ウーゴだって、「クルルーン」とか「クルル・・・ニャ！」と鳴きます。そんなときは二人とも、パパやママを直視しています。それに、特にウーゴがわかりやすいのですが、おでこが広く、顔のパーツが頭部の下半分に収まっています。</p>



<p>猫がニャーと鳴くのは、本来は母猫による保護が必要な時期だけなんだそうです。それに、おでこが広いのは、人間の赤ちゃんも同じですよね。大人になるに従って、頭部に対するおでこの割合が狭くなっていって、「大人の顔」になります。なるほど。猫はこんな作戦を練って、生き延びてきたんですね。なんか、愛おしくなってきます。</p>



<p>「ネコライオン」でも、お母さんに甘える子猫・子ライオンの写真がありますが、猫はお母さんも子どもも確かにおでこが広くてかわいいです。お母さんライオンはおでこが狭くて、なんだか精悍な感じ。もちろん、子ライオンはお母さんよりもおでこが広いです。きっと、大人になったらお母さんライオンのようにたくましい顔つきになって、リーダー争いをしたり、次の世代の子どもたちを育てていくのでしょうね。</p>



<p>横から見ると、大人も子どもも、猫はライオンよりも鼻筋が短い。両目と鼻の先を線で結んで三角形を作ってみると、よく分かります。これも「ネオテニー」なのかもしれません。でも、ライオンも、あくびをしている写真を見ると、牙はあんなに頑丈そうなのに、並んだ前歯が小さくてかわいい。ライオンは前歯を何に使っているのかしら？全身を見回しても、前歯の持つかわいさだけ、精悍な全身と比べてなんだか異質な感じがします。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1200" height="900" src="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0605-1200x900.jpg" alt="" class="wp-image-1001" srcset="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0605-1200x900.jpg 1200w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0605-640x480.jpg 640w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0605-768x576.jpg 768w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0605-1536x1152.jpg 1536w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0605-2048x1536.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></figure>



<p>写真集を見ていると、行動については、猫もライオンも似ている気がします。獲物に飛びかかる様子や子ども同士で遊ぶ様子、一息ついてあくびをしている時の無防備さ、毛繕いの方法やその時の恍惚とした表情、無心に爪とぎをする様子、雌と仲良くしようとするオスの、できるだけ「さりげなさ」を装っているようなアプローチ、高い場所があれば登るところ、でも高いところから降りるのは苦手なところ・・・。ライオンは、猫に比べて凄みがあるのですが、案外おっちょこちょいで笑ってしまいます。</p>



<p>さて、突然ですが、ここで問題です。猫はご機嫌なときに尻尾を立てて近づいてきますよね。では、ライオンは尻尾を立てるでしょうか？ライオンのご機嫌な時って、どんなとき？ご機嫌なら、誰に向かって近づくの？先端にしか毛がないせいか、猫よりもしなやかな尻尾に見えるけど？体長に対する尻尾の割合が、ライオンは猫よりも大きい気もするし・・・？ </p>



<p>謎は深まりますが、答えは、この写真集にあります。ぜひ、手に取ってじっくりと見てください。このほかにも、きっと気付くことがたくさんあるはず。楽しい時間を過ごせる写真集です。</p>



<h3 class="wp-block-heading" id="書籍情報">書籍情報</h3>



<p>ネコライオン　岩合光昭　（株）クレヴィス　2013年</p>


<p><iframe style="width:120px;height:240px;" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" frameborder="0" src="https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?ref=tf_til&amp;t=konekoharappa-22&amp;m=amazon&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;IS1=1&amp;detail=1&amp;asins=4904845315&amp;linkId=7c9d48bdeb45f78e1d23b42213d98464&amp;bc1=ffffff&amp;lt1=_top&amp;fc1=333333&amp;lc1=0066c0&amp;bg1=ffffff&amp;f=ifr"><br />
    </iframe></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">998</post-id>	</item>
		<item>
		<title>最後に残ったものは、「愛」だった～「癒やしネコ」の紹介</title>
		<link>https://koneko-harappa.net/2022/01/03/iyashi-neko/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ママ]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 03 Jan 2022 07:44:52 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[絵本・漫画・写真集]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://koneko-harappa.net/?p=899</guid>

					<description><![CDATA[こんにちは、ママです。明けましておめでとうございます。ゾーイの誕生日を記念して始めたこのブログももう、2か月が過ぎています。え？まだ二か月？なんだかもっとやってる気がしていました。 毎日1つ記事をアップし、最近では週1回 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>こんにちは、ママです。明けましておめでとうございます。ゾーイの誕生日を記念して始めたこのブログももう、2か月が過ぎています。え？まだ二か月？なんだかもっとやってる気がしていました。</p>



<p>毎日1つ記事をアップし、最近では週1回はお休みにして、リズムを作るようにしています。初めて記事を書いた時にはものすごく時間がかかっていましたが、いつも記事のことを考えているせいか、今ではそれほど時間をかけずに記事を書くことができるようになりました。</p>



<p>記事を書くために、ゾーイとウーゴの小さい頃のことを思い出したり、パパと話をしたり、日々の何気ない二人の出来事をノートに書き留めたりしたこれまでの2か月余りは、とっても充実した日々でした。もう戻ってこない赤ちゃん・子ども時代の二人がここに戻ってきたような気がして、とっても嬉しく毎日を過ごしてきました。</p>



<p>今の姿、これからの二人を今後も記事にしていくことで、未来のある日に過去を振り返った時、きっと同じような気持ちがして、同じようにパパと話をするんだろうな。そんなことを考えていると、ゾーイとウーゴのにおいが染みついた今の生活が、とってもいとおしくなります。これからも、今まで通り、一日一日を大切にしていこう。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1200" height="870" src="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1970-1200x870.jpg" alt="" class="wp-image-900" srcset="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1970-1200x870.jpg 1200w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1970-640x464.jpg 640w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1970-768x557.jpg 768w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1970-1536x1113.jpg 1536w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1970-2048x1484.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></figure>



<p>新年早々ちょっとしっとりとした話になってしまいましたが、今回は写真集「癒しネコ」の紹介です。この本は、半年ほど前に、コンビニで見つけました。両手をあげて無邪気に寝ている茶トラの子猫の写真が表紙になっていて、とってもかわいいので、手に取ってみました。</p>



<p>また、表紙には「あなたの未来を変える77の言葉」とあります。なになに？ママは初詣に行っておみくじをひいてきたけれど、この本は、どんな充実した未来をもたらしてくれるのかしら？表紙には、こうも書いてあります。「頑張っているすべての人にささげる　元気が出るネコ本です」。ママはあんまり頑張ってないけどな～。それでもいいのかしら？</p>



<p>中を見ると、早速「素直なココロで甘えたら　きっと迎えいれて　もらえるんじゃないかな」とあります。額に「M」のマークが入った、まだキトゥンブルーの瞳の赤ちゃん猫が、つぶらな瞳をこちらに向けています。ママは素直な気持ちを（パパ以外の）人に出さないので、このページを見たときには少しドキッとしました。</p>



<p>そうだね、素直なココロ、大切だよね。ママはそれなりに長い人生を生きてきて、嬉しいことも、悲しいこともそれなりに経験してきたと思います。その中で、いつも自分と向き合って思索を続け、いろいろなものを手放して、最後にたった一つ残ったものが「愛」でした。</p>



<p>ゾーイへの愛。ウーゴへの愛。パパへの愛。「愛」と一緒に生きていこうと誓った日から今まで、ママは「愛」という「ぬくぬくした空気」につかりながら生活しています。このブログも、いわばママの「愛の結晶」です。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="940" height="1200" src="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1910-1-940x1200.jpg" alt="" class="wp-image-902" srcset="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1910-1-940x1200.jpg 940w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1910-1-502x640.jpg 502w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1910-1-768x980.jpg 768w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1910-1-1204x1536.jpg 1204w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1910-1-1605x2048.jpg 1605w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1910-1-scaled.jpg 2006w" sizes="auto, (max-width: 940px) 100vw, 940px" /></figure>



<p>「愛」と一緒に生きていこうと思っているけれど、たまには素直になれないときもあります。ゾーイやウーゴに対しても、二人がけんかしているときなんか「どうして仲良くしてくれないの？」と悲しくなってしまう時もあります。でも、そういう時って、たいてい「自己愛」が先走っているんですよね。「自分が誰かにこうして（なって）ほしい」という気持ちが先に立つから、頑なになってしまう。</p>



<p>そういった時こそ、「えいやっ！」っと素直になって、相手に聞いてもらえばいいんです。こうしてほしいと言えばいいんです。ママは、ゾーイやウーゴにも、二人が落ち着いた時を見計らって言っています。「ゾーイ、ウーゴ、ママは、あなたたちがだーいすき。だから、あなたたちが仲良しだと、嬉しいの。でも、けんかをしちゃっても、絶対嫌いにはならないよ。」落ち着いて穏やかに言うと、二人はじっとしています。まるで、何かを感じ取ってくれているよう。</p>



<p>とはいっても、なかなかそんなふうにできないときもありますが・・・。そういった時の自分も受け止めます。受け止めることも、「愛」なんだと思います。そんなことを思いながら、改めてこのページの子猫を見ていると、単にふさわしそうな写真を載せているのではなく、まるでこの子が本当にママの目の奥を見つめて、「やってごらん」と言ってくれている気がします。</p>



<p>この本のページをめくっていくと、「私はいつでも　素直でありたい。」と、別の猫が応援してくれています。やっぱり、「素直」という言葉がよく目につきます。素直であることが、ママにとって、「愛」と一緒に暮らしていくために必要なことだと思っているからかしら？</p>



<p>この本には77の言葉の他にも、「しぐさから読み解く、ネコの気持ち」として、「友達になりたい」時、「こんにちは～」と言っている時、「なんだか要注意」な時、「もー怖いってば！！」の時など、いろいろな場面での猫のしぐさを紹介しています。この本の他にもいろいろなところで猫のしぐさの意味を紹介している本やインターネットの記事がありますが、ママはこの本の挿絵が素朴で大好きです。「ねむりネコ」の写真を集めたコーナーもあります。猫って、子どもも大人も本当にかわいいですよね。</p>



<p>一年の計は元旦にあり。もう元旦ではありませんが、一年の初めという節目の時期に、これまでママが大切にしてきたことをもう一度心の中で整理してみたいと思い、「癒やしネコ」を手に取りました。思い出してよかった。ゾーイとウーゴは、先日買った猫ベッドがついているコーヒーテーブルを譲り合っています。それとも、お互いを牽制？しているのかしら？二人で仲良く使ってね。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="767" height="1200" src="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1833-767x1200.jpg" alt="" class="wp-image-903" srcset="https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1833-767x1200.jpg 767w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1833-409x640.jpg 409w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1833-768x1202.jpg 768w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1833-982x1536.jpg 982w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1833-1309x2048.jpg 1309w, https://koneko-harappa.net/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1833-scaled.jpg 1636w" sizes="auto, (max-width: 767px) 100vw, 767px" /></figure>



<p>これも、今日も幸せな一日だったな。明日もまた、幸せな一日にしよう。</p>



<h3 class="wp-block-heading" id="書籍情報">書籍情報</h3>



<p>癒しネコ　（株）アントレックス　2020年</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">899</post-id>	</item>
	</channel>
</rss>
