猫のおもちゃ④~知育玩具、ペットボトルのキャップ、番外編

こんにちは、ママです。猫用おもちゃの紹介も今回で最後。今日は知育玩具とペットボトルのキャップを使った遊び方の紹介です。ママがチャレンジしてもできなかった遊び方も紹介してるので、ぜひ試してみてくださいね。また、お気に入りなのに使えなくなったおもちゃの保管についても紹介します。

知育玩具

ママの周りの猫飼いさんに聞くと、猫の中には知育玩具が大好きな子、満足に遊べない子と様々いるようでした。そんなこともあったので、ゾーイが家に来た時、この子は知育玩具を使いこなせるのか純粋に興味がありました。そこで、ごはんが好きなゾーイのために、起き上がりこぼしの中にカリカリを入れるタイプの猫用知育玩具を用意してみました。お留守番の時におやつを食べられたら、もし帰りが遅くなっても少しは暇つぶしになり、またおなかの足しになるかなとも思い、知育玩具のパワーに期待しました。

結果は・・・。トホホ、ゾーイは頭がいいようです。トホホ、と思ったのは、カリカリが出すぎないように穴を適度に塞ぐためについている猫の人形の尻尾が折られていたのを見つけたからです。つまり、ゾーイは、その穴からカリカリが出てくることとその人形が邪魔をしていることが分かって、歯で無理矢理猫を引きはがそうとした結果、2mmほどのところで尻尾が折れたようなのです。猫の人形にも、ゾーイの歯形がたくさんついていました。幸いなことに、折れた尻尾は飲み込んでおらず、無事回収することができました。パパとママはポジティブに考えて、「ゾーイは頭がよくてガッツがある!」との結論に至りました。

ウーゴが家に来た時もこのおもちゃを試したのですが、ウーゴも上手にカリカリを出して食べました。ゾーイはそばで見ています。その後、何度やってもカリカリは短時間ですべて食べられてしまったため、カロリー過多になっても困ると思い、知育玩具はお蔵入りになりました。でも、この記事を書いてせっかく思い出したので、これからは時々出して遊ばせようと思います。

ほかにも、木の枠の中に木の玉をいくつかはめ込み、玉をはじいて遊ぶタイプの知育玩具も試しました。こちらは二人ともあまり興味を示さず、数分でどこかへ行ってしまいました。耳をパラボラアンテナのようにおもちゃの方に向けてカラカラと回しているところ、かわいいのにな。ちょっと残念です。

知育玩具は、猫の暇つぶしにはうってつけです。でも、一人の時に事故が起きないように、細かいところまでチェックしてから買うといいかもしれません。また、カリカリが出るタイプの知育玩具は、我が家ではごはんの量を調節して、一日の総摂取カロリーを超えないようにしています。

ペットボトルのキャップ

知育玩具に関連して、ペットボトルのキャップの遊び方を紹介します。ゾーイとウーゴはママの期待したようには遊んでくれませんでしたが、わざわざ買う必要がないので、いいですね。

ママは、いつかテレビで見た「猫のマジック」に憧れていました。「猫のマジック」とは、キャップを3つ伏せておき、猫の見ている前でそのうちの一つにカリカリを一粒入れます。3つを目の前でシャッフルしてカリカリの入っているキャップを当てさせ、当たったらご褒美にそのカリカリをもらえる、というものです。ゾーイやウーゴともこれをやりたい!と思い、家に来た当初それぞれに試したのです。

結果・・・。やっぱりゾーイは頭がいいんだと思いました。食事のお皿に数粒カリカリを入れ、そこからキャップに入れる一粒を取っていたのですが、いざシャッフルして「ど~れだ?」と出したところ、迷わずキャップを通り越して、食事のお皿にいったのです。元々どこにあったものなのかがしっかり見ている証拠です。キャップの中の一粒のカリカリよりお皿に入った数粒のカリカリの方がおトクなことだって知っている証拠です。何度やっても結果は同じ、ついには「ど~れだ?」を待てずにお皿にいく始末。ウーゴも、元々食に執着がないからか、「ぼく意味わかんない」というようにどこかへ行ってしまいました。ガックリ。

そんなわけで、しばらくはいらないキャップは処分していました。ですが、そんなある日のことです。台所に入ったら、何やらキャップがたくさん散らばっています。よく見ると、表に絵が描いてあります。目、目、目、唇、目、蚊、目・・・。目がたくさんあってちょっと怖かったです。そのキャップは、パパが、「ゾーイとウーゴが遊んでくれたら」という一心で、絵を描いたものでした。ウーゴは、たくさんあるのがうれしかったのか、しばらくはカンカンカーン!と景気のいい音を立てて遊んでいましたが、数日経つともう飽きてしまいました。

キャップは、片付けるのもパパがかわいそうだし、まだそのまま台所に大量にあります。でも、ウーゴは時々遊んでいるようで、掃除機をかけると部屋の隅から出てきたりします。ほかのおもちゃと一緒、いつかまた遊びたくなるかもしれないから、そのままにしておこうと思います。

番外編-宝箱

ゾーイとウーゴはそれぞれ宝箱を持っています。子猫用ミルクの缶はゾーイの、丸っぽい缶はウーゴのです。宝箱の中には、遊びすぎて中の綿が出てしまったおネズやボロボロになったリボンなど、二人が赤ちゃんの時に使っていたお気に入りのおもちゃが入っています。赤ちゃんの時のにおいが残っているのか、蓋を開けると、二人ともうっとりします。そんなときの二人の顔が、パパもママも大好きです。においがなくなってしまうと困るので、時々しか開けませんが、こんな楽しみ方もあります。

猫のおもちゃって、本当にたくさん種類がありますね。こんなにたくさんあるのは、どの飼い主さんも、猫ちゃんが気に入ってくれるおもちゃ選びに苦心しているからかもしれません。おもちゃの種類が豊富なのも助かりますが、遊び方を工夫すると遊びの種類がもっと増えていきます。猫ちゃんのレクリエーションのため、飼い主さんとのいいコミュニケーションのため、そして飼い主さんの健康のため(笑)、いろいろ試してみてくださいね。