こんにちは、ママです。毎日の生活で、猫ちゃんにごはんを規則的にあげられていますか?お家にいる時間が長い人、共働きの人、お仕事が不規則な人、いろいろな人が猫ちゃんと暮らしていると思います。いつもの時間にごはんをあげられればいいですが、急な予定変更で決めていたごはんの時間を大幅に遅れてしまうときは、焦りますよね。また、それを反省して、猫ちゃんの自主性に任せてごはんを山盛りに持って好きなだけ食べてもらっている人もいると思います。
我が家では、ごはんの量は二人の体重を基にカロリー計算をして決め、主に朝と晩で計量してあげています。そのほか、お昼ごはんとお夜食としてちょっとずつあげていますが、それは一日の摂取カロリーの範囲内におさめるようにしています。まあ、二人でお皿を交換して食べていることも多いので、量は厳密に守られているわけではありませんが(笑)。もともとは、心臓疾患のリスクの高いノルウェージャンフォレストキャットとメインクーンの血を引いているゾーイの体重管理のために、カロリー計算と計量を始めました(「猫の体重管理」を見てね!)。
ゾーイが家族になったころは、ごはんを朝晩2回とお夜食を規則正しくあげられていましたが、今よりも留守がちだったので、万が一のことを考えて、自動給餌器を買おうかと検討していました。いろいろと通販サイトを見て決めたのが、うちのこエレクトリックのカリカリマシーンSPです。これは、タンクに入れたごはん(カリカリ)を、一日4回まで、時間と量を登録してごはんをあげられるようになっているものです。スマホと連携していて、ごはんをあげたらスマホに報告が届くので、安心です。
ごはんをあげるのも大切なコミュニケーション。我が家では、朝晩のごはんは直接あげて、カリカリマシーンSPはお昼ごはんをあげるのに使っています。登録する量は10g単位になっていて、実際に出た量を測ったら、11~12gでした。少し多いですが、いつもこの量が出ると分かっていれば、朝晩のごはんで調整することもできるので、問題ありません。登録時に飼い主の音声も録音して流すことができます。我が家ではパパとママが「ゾーイ、ウーゴ、ごはんだよ~♪」と吹き込みました。
我が家ではお昼ごはんにしか使わないので、一つしか録音していませんが、朝晩のごはんなど複数登録する飼い主さんのために、何パターンか録音できるようです。実際に登録した時間に流れたのを聴いたら、なんと3回も繰り返していました。これなら聞こえないなんてことはありませんね。でも2回でいいかも。
カリカリマシーンSPは、スマホから本体についたカメラで様子を見たり、撮影・録画して保存することもできます。同時にはできませんが、スピーカーで声を聴いたり、マイクで呼びかけたりすることもできます。外出先からカメラで様子を見ながらマイクで呼びかけると、小さかったゾーイが「ママどこにいるの?」といった様子できょろきょろと探している様子が見えました。かわいくて、でも探しているのがかわいそうで、できるだけ早く帰らなきゃと思ったものです。大きくなった今は、生の声とは違うと分かるのでしょう。全く反応しないし、ウーゴも知らん顔。ちょっとさみしいです。
外出が予定外に長引いて、晩ごはんの時間になってしまったら、「今スグごはん」というモードで10gずつあげることができます。「今スグごはん」画面の中央にある赤い丸を長押しするのですが、例えば20gあげたかったら2回繰り返します。我が家でこのモードを使う時には、小腹を満たす程度にしておいて、一日の摂取カロリー内に収まるように、帰ってからあげる晩ごはんやお夜食の量で調整します。また、停電時でも使えるようにするために、底に単一電池を三本入れます。停電になったことはないのですが、入れておけば外出時も安心ですね。
小さいころのゾーイはごはんよりも遊びが好きで、なかなかごはんを食べなくて気をもみましたが、今ではなんとお昼ごはんが出てくる1時間前から、そばの猫ベッドに陣取ってごはんが出てくるのを待っています。YouTubeなどを見ると、自動給餌器を取り巻く猫ちゃんと飼い主さんの戦いが随所で行われているようで、何をどうしても盗み食いしてしまう猫ちゃんと、自動給餌器の上下左右を鉄壁のガードで守る飼い主さんの必死の攻防を見ることができます。鉄壁のガードもボロボロになっているところを見ると、本当にすごい戦いなんだろうな、と思ってしまいます。
カリカリマシーンSPは、ごはんタンクのフタは下から上へ向かって押すボタンであげるようになっていて、どんな知恵者の猫ちゃんでも開けることはできないと思います。中は密閉されないため、ごはんが酸化しておいしくなくなってしまうとかわいそうなので、ママは入れるごはんをタンク容量の三分の一くらいに抑えて、ぎりぎりまでなくなったら補充するようにしています。ちなみにごはんが少なくなってきたら、スマホに「タンクに十分なフードがありません」と報告が届きます。
掃除は、ごはんが出てくるトレイ(我が家では、オプションで売られているステンレストレーを使っています。角度がつくので、食べやすそう)を毎回洗うほかは、フタの上やごはんの出口を時々ウェットティッシュでふきとるくらい。簡単です。出口がカスで汚れると「フードがトレイにたまりすぎています」というエラーが出るようです。カリカリマシーンSPをメインに使っているお家では、出口の掃除はこまめに必要になりそうですね。ごはんタンクは取り外して洗うことができるようになっていますが、我が家では入れるごはんの味を変えた時くらいしか洗っていません。
こんな感じで我が家では役に立ってくれているカリカリマシーンSP、食べるの大好きなゾーイはもちろん、食の細いウーゴも、警戒することなくちょくちょく食べに来てくれます。ですが、一つだけ注意すべき点が。それは、スマホと連携する時の煩わしさです。アプリのいうとおりにWi-Fiルーターの情報を入れるのですが、パパと二人で読み合わせもしながら正しく入れても、なぜかなかなかつながりませんでした。
説明書が最低限の記述なので泣きそうになりますが、我が家では、何度も試しているうちに、なぜかつながりました。本当になぜつながったのか分からないのですが、他にもこういう声は多いようです。インターネットを検索すると、解決法のサイトがたくさん出てきます。つながれば後はとっても簡単。ごはんの登録や音声の録音、カメラのテストなど、楽しい作業が待っています。
我が家での購入の決め手は、スマホで給餌の状況がわかることと、カメラで家の様子が見られることでした。特に、自動給餌器の異常がわかることは重要だと思いました。時々オフラインになったりエラーが出るものの、時間がたてば解決しているし、オフライン時も決めたとおりにちゃんとごはんが出てくるので、助かっています。お仕事が不規則な猫飼いさん、長時間家を空けることの多い猫飼いさんにおすすめしたい「味方」です。