猫のおもちゃ②~ひも、ボール、ティピー、段ボールハウス

こんにちは、ママです。昨日は猫もおもちゃ紹介として、ゾーイとウーゴが使っているじゃらしと釣り竿を紹介しました。2回目の今回は、ひもとボール、ティピー、段ボールハウスについて紹介します。ひもは安価である一方で、飼い主さんがよく見ていないと危険なこともあるので、注意してくださいね。

ひも

ひもが好きな猫って多いですよね。ゾーイもウーゴも大好きです。頂き物にきれいな太いリボンがついていると、それを取っておいて遊びに使います。ゾーイなんか、赤ちゃんの時にはパパとママが食べているスパゲティに興味を持ってしまって大変でした。パパいわく、「きっとひもを食べてると思っているんだな」と(笑)。

ママがひもで遊ぶ時には、立ち上がって上から垂らしたり、端に輪っかを作って二人が手で持ちやすいようにして、引っ張りっこします。また、自ら困難を求めるストイックなゾーイのために、椅子の背にたらして椅子によじ登って遊べるようにしたり、キャットタワーの柱に巻き付けてひもを取るのを難しくしてみたり、といろいろ工夫します。

ただ、床に這わせて追いかけさせるのは、ママが上手にできないせいか、二人とも惹かれないせいか、ゾーイもウーゴも短時間で飽きてしまってなかなかうまくいきません。「じらし」にコツがいるような気がしますが、どうすればいいのか、模索中です。

ちなみに、ひもは猫のおもちゃとしてうってつけである一方で、体に絡まったり飲み込んでしまったりすると、猫の安全を脅かしてしまうと言われています。我が家では、ひもで遊ぶ時には必ずよく見ていて、危険を避けたり、遊び終わった後はしっかりしまうことを心がけています。

ボール

「ボール」と便宜上呼びますが、紙を丸めたものやおネズやボール型の小さいぬいぐるみのことです。「ゾーイとウーゴの遊び」の記事でも書きましたが、二人とも紙を丸めたボールが大好きです。厚めの紙を二枚重ねて固く丸めてあげるととても喜びます。二人とも、ジャンピングキャッチをしたり、手ではじいて追いかけ回したりと、心ゆくまで遊びます。そのほか、ボールやおネズをかたどったぬいぐるみ系のボールもあります。

紙のボールでは、ゾーイもウーゴも、ジャンピングキャッチをした後、取ったものを近くまで持ってきます。近くといっても、ギリギリ手の届かない範囲のことも多いのですが。猫なのに犬みたいに遊べるなんてうちの子たち天才かしら、とパパもママも親バカを発揮して、つい何度も投げて遊んでしまうのですが、ずっとやっていると結構疲れて汗ばんできます。人間にとっても運動不足解消になっていて、いい遊びだと思います。

これまでに試したぬいぐるみ系のボールは、フワモコ素材とコーデュロイ素材があり、どれにも尻尾がついています。ゾーイはおネズ型で硬い胴体にフワモコ素材が巻いてあり、中に石が入っていて音が鳴るものがたまらなく好きです。くわえやすいように自分で噛んで形を変えて、好きなように「チューンアップ」しています。中身まで綿が詰まっているものは、形を変えることができないせいか、反応は今ひとつです。

尻尾は、切りっぱなしよりも、一回縛ってあってくわえた時に歯にひっかかりやすいものが、ゾーイのお気に入りです。追いかけておなかの下に入れ、見つけては手ではじいてまた追いかける、といった一人遊びをします。それほど危険のないおもちゃなので、パパもママもゆっくり見守ります。

ウーゴは、紙のボールでは大喜びで遊びますが、ぬいぐるみ系のボールには関心を示しません。きっと、ウーゴは軽いものが好きなのだと思います。その他、元々じゃらしについていた動物の毛でできた玉も好きで、よく追いかけたりママのところから盗んで別のところで一人遊びしたりします。

ティピー

ティピーとは、三角錐の形をしたテントのようなもので、我が家では雑誌の付録についていた不織布の素材のものを使っています。ゾーイとウーゴにとっては、爪切りなどあまり喜ばしくないお世話をされる時や、夜まだ寝室へ行きたくない時の逃亡先になっています。そこに逃げ込むと、ママにティピーごと持ち上げられ、連れて行かれます。その時にはもう観念しているようで、素直に爪切りされたり、寝室へ連れて行かれたりします。

我が家のティピーには、ポンポンのような玉が入り口につるされていて、手でちょいちょいと触って遊べるようになっています。でも、二人ともあまり興味がないようです。もっぱら逃亡先として使われているティピーですが、時々自分から中に入ってくつろいでいます。どういうときに使いたくなるのかよく分かりませんが、事実時々使っているので、しまうことができません。猫ってこういうこと多くないですか?

段ボールハウス

DIY好きなパパは、2Lのペットボトルの箱など手頃な段ボール箱が手に入ると、ゾーイとウーゴのために段ボールハウスを作ります。今は二つあるのですが、過去にも四つほど作っています。ペットボトルの水やお茶をよく購入する我が家では、段ボール箱はわざわざお金を払わなくても手に入るし、ボロボロになったら捨てられるので(かなりボロボロにならないと捨てられませんが)、ゾーイとウーゴはいつも新築のお家を持っています。そう、ゾーイとウーゴは「不動産持ち」なんです。

設計図は、パパの頭の中にあります。横に二つつなげた段ボールの側面を切り取ってお部屋の中を行き来できるようにしたり、上にもう一つつけて二階建てにして、お部屋の中で一階と二階を行き来できるようにしたり、なかなか凝った作りです。もちろん、外からも2階に行くことができます。また、縦長に使って天井を高くしたり、その上にルーフバルコニーを作ったりして、人間の家ではお金持ちじゃないとなかなかできない夢のお家を実現させていきます。ゾーイもウーゴも、建築中は「パパ何やってんの-」とそばで見ています。

できあがったら早速「内覧会」が始まります。おもちゃもない空っぽのお家ですが、二人とも大興奮です。時々順番を争ってけんかになりますが、それだけ夢中なんです。ペットボトルの箱でできたお家は、中から移動するには、成猫のゾーイとウーゴにはちょっと狭いのですが、元々狭いところが好きだし、全く気にならないようです。

段ボールハウスは暖かいので、夏に冷房の風をよけるのに最適です。また、追いかけっこの時や夜に寝室に連れて行かれそうな時に隠れる場所としても使えます。時々ウーゴがいなくなって、青くなって探していると、段ボールハウスの奥の方で寝ているのを見つけてほっとすることもあります。このお家も、いつも使うわけではないけれど、なくてはならないおもちゃです。

ゾーイとウーゴはたくさんおもちゃを持っていますが、飽きっぽいうちの子たちには、このくらい用意してローテーションするのが一番いいようです。次回はけりぐるみとトンネルの遊び方を紹介します。次回もお楽しみに!

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